今回は、平屋を建てたいけどデメリットはどうなの?実は二階建ての方がおすすめなんじゃないの?って疑問に思っている方へです。
最近、平屋を建てたいニーズがすごく多いんですよね。
特に、実家の子供部屋が物置になっているのを見て、老後を考えたら、二階に行くのも大変になるから
平屋の方がいいんじゃないか。って考えている人が5年前と比べると二倍。いや三倍はいます。
もしかすると、
平屋を建てたいけど金額高いよね?
なんだかんだ言って、二階建ての方がいいんじゃないの?
このように思っている人も多いんじゃないでしょうか?
確かに、平屋の真のデメリットを知らないまま建ててしまい。
住んでみたらうわー。これは建てる前に知っておきたかったってなったら最悪ですよね。
絶対に平屋を建てたいはずなのに、やっぱり二階建ての方がいいんじゃないかって悩んで悩んで気がいたら1年くらい経過している私の友人もいます。
でもご安心ください。
今回は平屋の真のデメリットと改めてメリットのご紹介。
さらに平屋は高いと勘違いしている人への見積もりに対する正しい考え方。
そして、
平屋でやりがちな設計ミスと
お客様でできるチェックの方法まで平屋の全てを完全解説します。
私は、SNSを通してこれまで130組以上家づくりのサポートをしてきました。そしてたくさんの平屋計画中の方のお話を聞いて、確かに「平屋か二階建てって迷うよな」それなら、平屋のポイントをまとめたらお役に立てるのではないか?と思いこの動画を撮ることにしました。
動画の中では、平屋のセルフチェックができるように実際の間取りを使いながら解説していくので、ぜひ最後までお楽しみください。
また現在、住宅会社紹介サービスを行っています。
モデルハウス見学するだけでは会えない優秀な営業担当者のご紹介とお得な提案が受けられます。
誰よりもお得に家づくりを進めたい方は、概要欄のLINEからアンケートを送信しておいてください。
平屋を建てるデメリットから紹介していきます。
平屋を建てるデメリットをご紹介。
平屋のデメリット1つ目は防犯対策が大変です。
平屋の場合は1階だけの生活になるので、防犯に関しては、どうしても気になります。
「センサーライトとか、防犯カメラを設置するつもりだよ」こういう人も多いでしょう。
もちろん、その対策は重要です。
ただそれよりも、もっともっと重要な装備があります。
それが
窓を防犯ガラスつまり合わせガラスにすること。
泥棒はいつどこから侵入してくるかわかりません。
だから多少小さい窓でも、1階のすべての窓を防犯ガラスにするのがおすすめです。
防犯ガラスってガラスに「このガラスは防犯ガラスですよ」ってわかるシールが貼られます。
そうすると、あ、これは防犯ガラスなんだ。ってのがパッとみてわかるので、「泥棒を警戒していますよ」のアピールになります。
私が家づくりをお手伝いした刑事さんが
泥棒のプロは「防犯ガラスにした程度では意味がないよ。」それよりも防犯対策をアピールするのが重要だと言っていました。
みなさんも平屋を建てるなら全ての窓を防犯ガラスにして積極的に防犯対策アピールしていきましょう。
平屋のデメリット2つ目は雨対策をしないといけない
最近の大型台風、線状降水帯が発生して局地的に降る豪雨が凄まじいですよね。
平屋の場合は2階に避難できないので、浸水したら大変です。
建築予定地が浸水するかどうか?調べるサイトはわかりますでしょうか?
そうです。ハザードマップです。
その中でもおすすめなのが
わがまちハザードマップです。
このサイトは全国のハザードマップを一発で調べられるおまとめサイトになっています。
災害のリスクは極力減らした方が良いので、平屋を真剣にお考えでしたら、ハザードマップを見ながら、家を建てる地域は水害が起きやすいかどうか?
さらに、
地面の高さを10センチでも20センチでも上げるなど水害に対して工夫して対策しましょう。
平屋のデメリット3つ目は日当たりが悪くなりやすい
「そりゃあ、平屋だから、隣に高い建物があれば日当たりは悪いでしょ」って思うかもしれません。
ただ、注意しないといけないのは、隣の家だけではありません。
というか、平屋を計画するならさすがに隣の影にならないか?はチェックしますよね。
それよりも、
大事なのは家の中なんです。
2階建と比べると南に配置できる部屋の数が限られるので、土地の東西の幅によってはどうしても北側に配置しないといけない可能性があります。
こんな感じで、北側に部屋が来てしまうんですよね。
2階建の場合はLDKも南側。子供部屋も南側にできるんですが、平屋の場合は南と北にそれぞれ部屋を配置しないといけないことがほとんどです。
これは、平屋特有の間取りのデメリットです。
そして、さらに、
盲点になりやすいのが。
こんな感じの建物の真ん中にある部屋です。
この間取りだと
ここのキッチンがかなり暗いです。
南の窓からは遠く、平屋の場合は軒を出して日差しをシャットアウトしたいと言う要望も多いから尚更です。
建物の真ん中の部屋はとにかく暗くなりますので、勾配天井にしつつ南側の窓の上にさらに、窓を設置するなどとにかく暗くならないように工夫してください
平屋のデメリット4つ目は風通しが悪くなる
2階建と比べると東西、南北風を通すのに、1部屋だけでは完結しないことがほとんどです。
例えば、LDKから、風を入れても、寝室のドアを開けて、北側の窓から風を抜く必要があります。
日本の季節風は、夏は南東から風が吹くのが一般的です。
だから、南東に窓を配置して、さらに反対側の北西に窓があるとより風が抜けます。
建てる場所は、どっちの方角から風が吹くのか?
気になっている方には
「風配図」と検索してみてください。
季節によって風が吹きやすい方向が一発でわかります。
あと、
最近サポートしている方の 間取りを見ていて思うんですが、
縦すべりの窓が風を取りこめないイマイチな開け方になっているのをすごく見ます。
こちらの間取りは、南東から風が吹くのに、北に向かって開くんです。
窓が開く方向。つまり、吊り元が逆です。
もし、すでに間取りを提案してもらっていて、縦滑りと呼ばれるドアのように開ける窓がついている人はどっち側に開くか今のうちに動画を止めて、確認してみてください。
私も図面をチェックしていて、北とか西の逆方向に開く窓が多いので気にしてみています。
当然隣家の状況によって風の吹き方は違いますのでふうはいずが全て正しいわけではありません。
自然の風を取り入れて生活したいと考えている方は、ぜひ、窓も適切な配置を計画してください。
続いて、平屋のメリットについても確認していきましょう。
1つ目バリアフリー
2つ目掃除しやすい
3つ目地震や台風のリスクが低い
4つ目家族とのコミュニケーションがとりやすい
5つ目エアコン1台で快適
6つ目メンテナンス費用を抑えられる足場が低くて良い
7つ目勾配天井などオシャレ空間が簡単に作れる勾
この中でも、掃除しやすいのは最高です
我が家は2階建なんですがが、家の中の汚れで一番気になるのは
階段なんですよね。
階段は上がっていく時に、ちょうど目線の位置に先の段が見えるので、髪の毛やホコリが溜まっているとものすごく気になります。
だから、頻繁に掃除機をかけたくなります。
我が家はダイソンのコードレス掃除機を持って1段1段上がり下りしながら掃除機をかけていくんですがかなり、面倒です。
もし、これが平屋だったらワンフロアだけで掃除が終わってめちゃくちゃいいなって思います。
というか私だったら、
お掃除ロボットを常に走らせて掃除を機械に丸投げします。
そういえば、平屋をたてた私の友人の家では夜中にルンバを走らせているようです。
夜中に、うるさくないの?
って聞いたら、もう慣れたって言っていました。
二階建てだと、掃除機をかけるのに、「二階行くの面倒だな。」ってちょっと躊躇しちゃいます。
その点、平屋だと、ワンフロアなので、思い立ったときにすぐ掃除が始められてうらやましく思います。
さらに、平屋を建てるとエアコン1台で快適です。
最近の住宅は断熱性能も気密性能も高いので、実際にエアコン1台で生活している人もいらっしゃいます。
2階建の場合はどうしても上下階の温度差があるため、均一に温度を保つのが難しいです。
その点平屋ならワンフロアなので、
エアコン一台で建物全体を均一温度にできます。
しかも、吹き出し方向を工夫すれば、もっと効率よくエアコン1台全館空調ができてしまいます。
他にも、
子供とのコミュニケーションを取りやすいですし、
建物の高さが低いので、足場代など何かあった時のメンテナンス費用が抑えられます。
さらに、
庭も近いので自然を感じながら生活ができて良いとこだらけですね。
平屋をおすすめの人
なので一旦整理すると、平屋がおすすめの人は
- 家族とのコミュニケーションを重視したい
- 老後を考えて、バリアフリーの家に住みたい
- 掃除を楽にしたい
- エアコン1台で快適に暮らしたい
このような人になります。
平屋の場合はデメリットより
どう考えても、メリットの方が多いですね。
個人的にはしっかりと
日当たりと
風通しさえ間取りで確保できて
敷地面積があれば平屋がいいなとは思いますね。
平屋が得意な会社を探しているのであれば、概要欄のLINEから住宅会社紹介サービスをご利用ください。
平屋の勘違い
でも、平屋って金額が高くなるんでしょ?こういうお声も多いです。
実はそんなことないんですよね。
平屋って金額が高いって勘違いしている人めちゃくちゃ多いんですよね。
よく聞くのが「平屋に変えると、基礎と屋根が二倍になるから平屋の方が割高です」と営業さんに言われましたというお話です。
確かに、平屋と二階建ての金額を比較すると100万円以上金額があがる会社が多いです。
各社の見積もりシステムを比較しても、
同じ面積で二階建てから平屋に変えると、
100万円とか、金額差が大きいところだと200万、300万と増えてしまう会社もあります。
でも、実はこの比較間違っています。
この金額差の計算はあくまで同じ面積だった場合。
つまり、坪単価が高いだけなんです。
坪単価が高いだけってどういう意味?って思ったかもしれません。
そもそも、二階建てを平屋にしたら面積が同じになるなんてことは絶対にありえません。
実は、平屋は建物の面積が小さくなるんです。
二階建てと平屋の間取りで決定的に違うのは、
階段がないことです。
しかも、階段上がってから
二階の部屋に行く廊下もありません。
ほとんどの住宅会社の見積もりシステムが延べ床面積を入力した時にバンと金額が出ます。
階段って1階でも2階でも計算されているのご存じでしたか?
つまり、どんなに階段をスリムに作っても1坪はあるので、1、2階の合計で2坪になります。
上がりやすいゆったりとした階段を計画するなら3坪必要になります。つまり階段がないだけで3坪も面積が減ります。
さらに、二階から各部屋に行くのに、どんなに狭くても、1坪、普通に作ったら2坪くらいは最低でも必要ですよね。
なにが言いたいのかというと、二階建ての間取りを平屋に変えるだけで床面積だと5坪近くも小さくなるんです。
5坪小さくなればかなりコストダウンできますよね。
なんならバルコニーもいらなくなるので、二階建てから平屋にすると金額がほとんど変わらないか安くなる会社まであるんです。
もしも、二階建てか平屋で迷っているならそれぞれ間取りを作って貰えば面積がかなり減ることに気が付くはずです。
この動画で、固定資産税も平屋の方が高いと解説していますが、そもそも平屋にすれば延べ床面積が減りますので、そんなに上らないんじゃないかなと思います。
税金に関しては詳しくは建築予定地の市区町村の資産税課などに問い合わせください。
ただ、もちろん、
平屋にすることでコストアップしてしまう要素が3つあります。
平屋の一つ目の注意点が地盤改良工事費用が高くなります。
地盤改良工事は土地全体ではなくて、建物が立つ、つまり基礎の下の部分を補強するので、基礎が大きいので当然ですね。
平屋の二つ目の注意点は、平屋風2階建ては割高になります。
平屋風ってどんな家?わからない方も多いと思います。
平屋風とは、1階をLDK、水回り、寝室にして
2階にちょこっと子供部屋を載せた家のことです。
2階よりも1階のほうがボリュームが大きい間取りですね。これは最もコストが高いので注意が必要です。
三つ目は小屋裏収納も割り高です。
平屋の醍醐味といったらなんといっても、勾配天井と小屋裏収納です。
リビングを勾配天井にしつつ、小屋裏収納を設置するかたが多いです。
小屋裏収納は高すぎるので要注意です。
固定階段が20〜30万円。
小屋裏収納を作る費用が6畳で40万円くらいです。
夏は暑い、腰を屈めてでしか使えない小屋裏収納を6畳作るくらいなら、
1階に3畳の納戸を作った方がよっぽどマシです。
小屋裏収納というと平屋の屋根裏空間を利用できる特権のように思われます。
しかし、天井は最大で1.4メートルしかないので、腰を屈めながら収納めちゃくちゃ大変です。
せっかく、バリアフリーに憧れて平屋にしたのに、重量もある荷物を小屋裏に収納するのはお勧めしません。
設計で注意すべきこと
続いて、平屋の間取りを考える上で注意しないといけないことは、3つあります。
1つ目風通しを意識することです。
窓を開けて換気をしたい人は、要チェックです。
季節風を考えると夏は南東から風が吹くため、北側に逃がす風が必要です。
平屋の場合は南も北にも部屋が配置されることがほとんどなので、しっかりと北側もしくは、北西側に窓を配置するようにしてください。
続いて注意しないといけないこと2つ目は、トイレの数です。
平屋だからといってトイレ1つにしてしまって後悔している声はたくさん聞きます。
夫婦二人ならまだいいかもしれませんが、三人以上となるとトイレは2つ欲しいです。
トイレを1ヶ所追加すると10万円くらいかかります。
でも、体調不良になったり、感染症になった家族を隔離したり、玄関側と水回り側で1つずつ配置するなど、平屋でトイレ2つ設置するのはメリットだらけです。
最後は、洗濯物干しスペースです。
庭で干したいなら、プライベートの庭と洗濯スペースを分けたり、室内干しをするならどこに干すかを考えておきましょう。
ということで平屋について語ってきましたが、やっぱり平屋はいいですね。
設計の注意点をしっかり押さえて後悔しない間取りを完成させていただきたいと思います。
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資料請求をしすぎると電話営業がすごいことになるんじゃないの?
★確かにそうですが対策があります。
それはこちらの記事で詳しく解説しています。
資料請求のときの備考欄に
- 興味があればこちらから連絡します。
- 電話は絶対にしないでください。
- もし電話営業してきた場合は検討から外します。
とはっきり書けばほぼゼロになります。
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とにかく、「どんな住宅会社があるか?」を知るところから始めるのが重要です。
1社ずつ調べて資料請求しているととても大変なので一括資料請求をするところから始めてみましょう。
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カタログを集めつつ、間取りの提案力と見積もり比較も同時進行で進めていきましょう。
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