
キッチンを作ったらダメな方位について知りたいな
今回はこんな疑問を解決します。
この記事を読むとわかること
- キッチンのNG方位
- 方位以外にキッチンの配置で注意すること
- キッチンのオススメ方位
この記事を書く私は、住宅業界16年目の間取りデザイナーぽりんきです。
記事の執筆者


今回は、家相で気をつけないといけないキッチンです。
気をつけないといけないのはわかっているけど、どこに設置するとダメなの?
こんな疑問を解決します。



キッチンは毎日の食事を作る場所。健康に関わるのがキッチンなので家相上は玄関とトイレの次に注意しなければならない場所です!
鬼門・裏鬼門のキッチンはNG?配置してはいけない方位と対策
煙が出るので、キッチンは空気を汚す存在だと考えられています。
だからキッチンの設置場所を気にしないといけないんです。
まずはNG方位を確認していきましょう!
鬼門と裏鬼門のキッチンはNG
鬼門と裏鬼門にキッチンはNGです。
つまり、北東(鬼門)と南西(裏鬼門)にキッチンを配置するのは家相上絶対にNGです。
家族の十二支方位にキッチンはNG
次に、家族の十二支方位も気をつけないといけません。
十二支方位とは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥(干支)です。
家族の生まれ年の干支を確認して、その方角にキッチンを配置してはいけません。
子:北 | 卯:東 | 午:南 | 酉:西 |
丑:北北東 | 辰:東南東 | 未:南南西 | 戌:西北西 |
寅:東北東 | 巳:南南東 | 申:西南西 | 亥:北北西 |
キッチンは正中線と四隅線(しぐうせん)もNG



正中線?四隅線(しぐうせん)って?
正中線:建物の中心を通る南北と東西を真っ二つに引いた線
四隅線:建物の中心を通る斜め45度のバツ(×)印を引いた線
文章ではわかりづらいので下記の画像を確認ください!
まずは、正中線を緑色の線で書いてみましょう。


緑は正中線。オレンジは四隅線です。


キッチンは建物の中心もNG
下記の間取りは建物の中心にキッチンがあるとみなされるので、家相上NGです。


理由は、家の真ん中に煙を出すキッチンを配置するのは家全体の空気を汚すと考えられるからです。
昔と違って換気扇の能力は高いのでしっかり吸い込んでくれます。でも家相上はNGです。
キッチンは南の方位もNG
南は火の方位です。
火の方位にキッチンを置くと、火力が強くなりすぎてしまうという考えから南はNGとされています。
南とは南西、南東ではなく、真南のことです。
なので南にキッチンを配置してはいけません。
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キッチンって本体のこと?どこを言うの?
コンロとシンクをNG方位から避けるようにしましょう。



キッチン本体がNG方位にかかってしまってもコンロとシンクが避けていればOKです!
つまり、食器棚やキッチンの部屋、パントリーがNGラインにあっても大丈夫です。
NG方位にキッチンがあるとどんなトラブルがあるのか?
キッチンがNG方位にあると下記の病気になる傾向があると言われています。
・精神的な病
・頸部の病
もちろん、あくまで傾向があるレベルです。
頸部とは主には、リンパ節や甲状腺などの首周りの疾患です。
生まれつき持病がある人は凶相の家に住むことで症状がより悪化すると言われています。
建物の中心にキッチンがあるとさらに悪い影響が出るとされているので注意が必要です。
鬼門と裏鬼門を間取りを使って調べてみよう
それでは、一緒に鬼門と裏鬼門の位置を調べてみましょう。
今回は、キッチンが裏鬼門に当たるように、建物の中心と方位を調整した間取りを用意しました。


建物の中心を出す
まずは建物の中心を出していきます。


こちらの記事で詳しく説明していますのでご確認ください。
まずは、建物の中心を正確に出していきます。


方位(磁北)を確認しよう
すでにこちらの間取りは方位も一緒に書きました。


方位(磁北)の調べ方はこちらの記事で詳しく解説しています。
方位は、真上を磁北にしてあります。


鬼門(北東)と裏鬼門(南西)を図面に書いてみる
いよいよ、図面に鬼門の方角(北東)と裏鬼門(南西)を書いてみます。
赤い線で囲まれた範囲が鬼門と裏鬼門です。
鬼門(北東):磁北から22.5度〜67.5度
裏鬼門(南西):鬼門から180度反対側。磁北から202.5度〜247.5度まで。


鬼門と裏鬼門にキッチンが入っているか確認する
最後にチェックしてみましょう。
キッチンがあるのは、南西の方位です。


コンロとシンクが裏鬼門に入ってしまっていますね。


図面の左下が必ず鬼門とは限りません。
方位(磁北)や建物中心をしっかり出してから方角を確認するようにしましょう。
家相上オススメのキッチン方位は?



じゃあキッチンはどの方位がいいの?
気になるところでしょう。
キッチンについて方位以外で注意しないといけないもの
キッチンは家の中でも重要な場所。
方位以外にも注意しないといけないことが盛りだくさんです。
建物の中心から2メートル以上コンロを離す
家の中心に配置するのはNGですが、建物の中心から2メートル以内も望ましくありません。
火元(ひもと)は家の中心からできるだけ離すことが推奨されています。
コンパクトな建物の場合、建物の端にキッチンを配置しないといけませんので注意が必要です!
アイランドキッチンはNG
換気が不十分になりがちな理由から、アイランドキッチンも家相上は推奨されていません。
どうしてもアイランドキッチンにしたいのであれば、コンロ横に壁を立て、正面にはガラスパネルを設置し、回遊動線は確保しつつ排気しやすくしましょう。
汚水管は最短ルートで外に出す
下記のピンクの線のように、キッチンの排水は最短距離で外に排出しましょう。



住宅会社の設計士にお願いしておきましょう!


キッチンが道路より遠いと建物下を配管されてしまうので注意が必要です。
つまり、上記の間取りは、注文しないと排水管が建物の下を通されてしまいます
キッチンに西日が当たらないようにする
キッチンに直接西日が当たらないように配置する必要があります。
理由は西日は強いので食べ物が腐るから。
西日は太陽高度が低くなるため直射日光が当たりやすいです。なので窓の配置には注意しましょう!
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キッチンがNG方位から避けられない場合の対策
家相はキッチン以外にも、玄関やトイレの配置も気にしないといけません。
なので全てを叶えるのはとても難しいです。
家事動線の良い間取りはキッチンを中心に考えられます。
キッチンを家相上良い方位に設置すると使いにくい間取りになってしまうことがよくあります。
それでは、キッチンがNG方位になってしまった場合はどのような対策があるのでしょうか?
コンロをI Hにする


まずは、コンロをガスコンロからIHに変えることを検討しましょう!
これでOKになるわけではありませんが、火気の危険度が下がることからマシになります。
コンロの隣にパントリー
下記の間取りのようにコンロ横にパントリーを設けることで凶相を避けられます。


コンロの横にパントリーが来るようにしましょう。


キッチンから運気を上げる対策



キッチンの運気を上げる対策もご紹介します!
キッチンの整理整頓
家相を良くするために必要なことが整理整頓とお掃除です。
キッチンも同様に常に綺麗な状態を整えておきましょう。
日当たり風通しを良くする
キッチンは家族の食事を作る場所です。
気持ちよく料理ができるようにするためには、日当たりと風通しを重視した間取りにしましょう。
LDKの形状でキッチンがどうしても北側に来てしまう間取りは多いです。
キッチンは暗くならないように、直射日光でなくても窓を近くに配置して間接光を取り入れられるようにしましょう。
盛り塩1週間に一度
毎日立つ場所がキッチンです。
料理をすればどうしても汚れも出てしまうため盛り塩はオススメです。
白いお皿に粗塩を円錐状に盛りましょう。
一週間に一度は塩を入れ替えてフレッシュな状態をキープします。
家相上良いキッチンのまとめ
いかがだったでしょうか。
キッチンは食事を作る家族の健康が左右される場所です。
そして、火気を使用することから危険な場所でもあります。
家の中では重要な場所となるため、鬼門裏鬼門以外にも正中線や四隅線、家族の十二支を避けなければならず配置に困るのがキッチンです。
それにしても、家相は奥が深いです。
家相を重視しつつベストプランにたどり着くには、とにかく何パターンも間取り提案を受けるしかありません。
土地によって鬼門の方角や、間取りによって建物の中心は異なるのでベストプランはみんな違うんです。
何パターンも間取りを提案を受けなければならない理由
- 家相を重視した間取りを作るのが難しい
- 同じ要望でも設計士によって間取りは全然違う



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