後悔する間取りってあるの?
今回はこんな疑問を解決します。
この記事を読むとわかること
- 気をつけないといけない間取り
この記事を書く私は、住宅業界歴16年の家づくりセカンドオピニオンのぽりんきです。
記事の執筆者
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今回はこんな家を建てたら後悔する間取り5選の第二弾をご紹介します。前回の間取り第一弾がとても好評でした。
プロがオススメしない間取りがあったとしたら気になりませんか?
もちろん、生活スタイルは人それぞれなので、絶対にこれはダメっていう間取りは存在しません。
私は、これまで住宅業界を15年以上経験してきて、二級建築士として間取りを7,000枚以上書いてきましたし、同僚やプロの設計士が書いてきた間取りと数え切れないほどの間取りを見てきました。
↑で手書き間取りをばばばっと表示する
そして、家づくりのセカンドオピニオンとして2年半で、130組以上の家づくりをサポートし、200を超える住宅会社がお客様に提案している間取りを見てきました。
たくさん見る中で、
正直、これは微妙な間取りだなぁってのがあります。
でも、お客様側は初めての家づくりのため、なかなかデメリットに気が付きにくい。
家の間取りは設計士ではなく、営業の人が間取りを書いていたり、建築士の資格を持っていない方が作ることも多いんです。
もちろん、営業が間取りを描くのが必ずしも悪いとは言い切れません。
でも、世の中にはただひたすらにお客様の希望を詰め込んだだけの間取りもたくさんあります。
この動画を見ている方ももしかすると、
実際に、間取りの提案を受けたんだけどなんだかしっくりこない
ってことあるんじゃないでしょうか?
一度家を建てたら、簡単には間取りを変更できません。
マイホームが完成して、引っ越し初日から
もっとこうすれば良かったってポイントが見つかってしまうと、
一生後悔し続けることになります。
でもご安心ください。
今回も、友人に書いてもらった図面を使い、これから家づくりを始める方に向けて、私の独断で
ちょっと微妙だなと思う間取りを理由と共に紹介していきます。
そして、もしあなたが似たような間取りを提案されたらすぐに気がつくきっかけを与え、
どのように修正していけば良いのかがわかるように改善策も解説していきますし、動画後半では
この動画を見ている人にしかお渡ししない特別プレゼントをご用意しましたのでぜひ最後までご覧ください。
このチャンネルでは、これから注文住宅の家づくりをする方に向けて、役立つ情報を配信していきます。
今回のようにイマイチな間取りなどあなたが家づくりで後悔しないようにするための内容も紹介していきますので、そう言った動画を見逃したくない方はぜひ今のうちにチャンネル登録お願いします。
こんな家を建てたら後悔する間取り5選第二弾1つ目はLDKの真ん中に柱1本です。
柱一本ってどう言う意味?って思った方もいることでしょう。
言葉で説明するよりも見てもらったほうが早いので
間取りをご用意しました。
こちらのように、畳コーナーとリビングのかどの部分に柱がありますね。
この大空間をこの柱1本で支えている間取りです。
すごく広くて快適そうだけど何がいけないの?
冷静に考えてみてください。
耐震性悪そうじゃないですか?
2階の床を支えている重さが、
この1本の柱に集中してしまっているわけなんです。
そう言われると確かに心配になってきたって思いませんか?
この写真と同じで、この柱だけで、大きな頭を支えているんです。
そもそも、なんで柱1本の間取りになっちゃうの?疑問に思いますよね?
お客様側はあくまで、広いリビングが欲しいって希望されますよね?
この間取りのようにストレートで長細い形のLDKよりも、
和室と組み合わさった、こちらの正方形のLDKの方がどカーンと広い感じがしませんか?
最近は特に、大空間を希望される方も増えてきました。
LDKと和室のレイアウトによっては柱1本だけしかない間取りになってしまうんです。
だからこれを回避するためには、
LDKと和室をこのような組み合わせにするんです。
この間取りはLDKと和室がストレートの位置関係になっているので、広い空間を柱1本で支えるってことがないですよね。
他にも
この間取りです。
こちらは、LDKと和室がL型の組み合わせになっています。これも壁がしっかりとあって良い感じです。
先ほどの間取りに戻ると柱が1本しかないのは、LDKと和室がほとんど正方形に近い形になっています。
この形はどうしても広々空間を確保するために壁を減らしつつ、2階を支えるために柱1本の間取りになりがちです。
LDKと和室が正方形になってしまっている間取りが提案されたら気をつけるようにしましょう。
建てたら後悔する間取り2つ目はLDK入り口にすぐキッチンです。
こんな感じの間取りです。
よくある間取りじゃない?って驚いた人も多いはず。
確かに、こんな間取りはたくさんあります。
問題は、この間取りに、
オープンキッチンを組み合わせてしまった間取りなんです。
オープンキッチンなんだっけ?
オープンキッチンとは、この画像のように、キッチンのワークトップが広々としたカウンターになっているタイプです。
これのどこがいけないの?
シンプルに、キッチンが散らかります。
原因は帰ってきたら物を置いちゃうからです。
みなさんも経験あるんじゃないでしょうか?
ポストに入っていた封筒やハガキをそこらへんに置いたこと。
今もそうしているって方もきっといますよね。
もちろん、私にも経験があって、実家がこうなっているんです。
カンの鋭い方ならもうお気づきかもしれません
が、
LDKの入った入り口の近くに
オープンキッチンがあったらどうでしょうか?
私ならとりあえず、手に持っているものを
置いてしまいます。
そして、
とりあえず置いたつもりが、ほったらかし。
せっかくの魅せるオープンキッチンが物置になってしまうんです。
これでは、せっかくのマイホーム空間が台無しです。
それじゃあどうすればキッチンに置かなくて済むの?解決策が知りたいですよね。
解決策それは、
LDKに入ったところにカウンターを設置することです。
私は実家の経験から、リビングの入り口にカウンターを設置しました。
これがあるだけで、出かけるとき、帰ってきたときにちょこっと置くことができます。
リビングに入ったところに封筒やハガキ置き場があるかどうか?かなり重要なポイントなので
ぜひチェックしてみてください。
あと、それ以外にも
ソファに置いちゃうコートやカバンも典型的な家が散らかる原因です。
コート掛けやカバンもどこに収納するかを一緒に計画していきましょう。
建てたら後悔する間取り3つ目は洗面所と脱衣所を分けるです。
洗面所と脱衣所を分ける間取りが悪いわけないじゃん!って人もいるかもしれません。
最近増えてきたこの間取り、もしかしたら、この動画を見ているみなさんも洗面所と脱衣所を分けたいって思っているの多いのではないでしょうか?
洗面所と脱衣所を分けて、別々の部屋にするメリットは盛りだくさんです。
ひとつ目、お客さんに気兼ねなく洗面台を使ってもらえる
ふたつ目、お風呂に入っている人がいても洗面所が使える
三つ目脱衣所を専用のランドリールームにできる
この動画でも解説していますが、私の自宅は洗面所と脱衣所が一緒のため、室内干しすると洗濯物をかき分ける必要があって、洗面台が使いにくいです。
四つ目タオルやお化粧品、洗剤やハンガーを分けて収納できるのでバラバラにならない。
メリットだらけじゃん!って思う人が多いと思います。
じゃあ、どんな脱衣所がダメなのか?
それは、たった1畳しかない脱衣所です。ここに洗濯機を置いたら本当に狭いです。
洗濯機を脱衣所ではなくて、
別部屋として用意したランドリールームに置けるなら1畳でもいいでしょう。
1畳の脱衣所に洗濯機を置くと狭いのもそうですが大変です。
他にどんなデメリットがあるかわかりますか?
それは、バスタオルや着替えを置くところが洗濯機上になってしまうんです。
お風呂に入っている間の一時的な時間ならまだいいでしょう。
でも、ずっと置いておくことはありません。
他にも1畳しかないと室内干しはできません。本当にただの脱衣所にしかならなくなってしまいます。
うちもできれば、洗面所と脱衣所を分けたいんだけど、2畳も3畳も取れないよ!
そんな方には、解決方法があります。
例えば、洗面所と脱衣所を合わせて、3畳のスペースがあるなら、2畳の洗面所と1畳の脱衣所にするんじゃなくて、1.5畳ずつにしようってことです。
脱衣所が増える面積はたった0.5畳ですが、
広くなったスペースに可動棚を設けるだけで一気に快適な脱衣所になります。
他にもこの間取りのように、洗濯機や洗面台の反対側の部分を少しもらって収納をつけるのもオススメです。
ここに可動棚をつければ、仮に脱衣所が1畳だったとしてもしっかり収納スペースを確保できます。
1畳の脱衣所に洗濯機を置くとすごく狭くなってしまうので最低1.5畳を確保するように注意してください。
建てたら後悔する間取り4つ目、階段が家の真ん中にあるです。
階段が真ん中にあるってどんな間取り?
こちらも間取りを見てもらった方がわかりやすいのでご紹介します。
こちらです。
このように、真ん中に階段があります。
これの何がいけないの?って疑問に思いますよね?
実は、この間取りの一階は良いんですが、
問題は2階にあります。
この間取りの2階はこのようになっています。
こちら問題点がわかりますでしょうか?
別に普通の間取りに見える
けど。
でも、よーくみると、
階段や2階の廊下のところに窓がないんです。
これが実際できたらどんな感じになるのか?をお見せしましょう。
こうなってしまいます。
どうですか?薄暗いですよね。
それじゃあこれを回避する方法はないのでしょうか?
階段が家の真ん中に来ないようにするしかないじゃないの?
まさにその通りです。
しかし、、これでは半分正解です。
階段が真ん中にある条件に加えて、もう一つ加わると、2階の廊下が真っ暗になってしまうんです。
そのある条件とは一体なんだと思いますか?
3.2.1ここはカウントダウンする
それでは、他の間取りで正解を確認してみましょう。
こちらです。
もう一つの条件、それは階段を2階の部屋で取り囲むことです。
こちらの間取りをよーく見てください。
階段は確かに家の真ん中にありますが、ホールに窓がついています。
これなら窓のおかげで真っ暗になるのを防いでくれます。
他にも、こちらの間取りも同じように階段は真ん中にありますが、部屋で囲まれていないので窓が設置できていますね。
真っ暗な2階にしたくないなら窓を設置できるような間取りにしましょう。
ここまで階段を部屋で囲まないほうが廊下が明るくて良いという話をしてきましたが、デメリットばかりでもなくて、最初の間取りに戻ると階段を真ん中にしつつ、全てを部屋で取り囲めば
廊下の面積が少なくなるので、無駄なスペースを極限まで減らすことが可能になります。
だから、2階の廊下は真っ暗でも、
最悪照明をつければ良いわけで、スイッチのオンオフが面倒なら人感センサーにしてもOKです。
もちろん、
天窓をつけたり、
南の部屋のドアをガラス入りにすれば廊下に光が差し込んでくるので暗い廊下が解消できます。
しかし、天窓はこの動画でも紹介している通り、雨漏りのリスクがあったり、
ガラス入りのドアにすることで昼間は光がもれていいですが、夜は部屋の灯りがもれてしまうので、プライバシーの観点からあまりオススメできません。
階段が真ん中にあると廊下が小さくなり、延べ床面積もコンパクトにできるのはメリットです。
もし、階段が家の真ん中にある間取り提案を受けた場合は、窓があるかどうか?をチェックして対策するようにしてください。
建てたら後悔する間取り5つ目は奥行きがひたすら長い収納です。
そんな家ないでしょ!って思うかもしれません。
以前この動画で使いにくい収納として、正方形の納戸を紹介しました。
今回はその使いにくい収納の別バージョンです。
ひどいのはこちら
奥にひたすら長い小屋裏収納です。
この間取りは端から端まで8メートルあります。
そして、
小屋裏収納だから天井高さが1.4メートルしかありません。
この収納は最悪です。考えてみてください。
腰をかがめながら、作業するわけです。
若いうちはまだいいですが、
年老いてきたらとっても大変です。
小屋裏収納は屋根の形状によって、天井高さが確保できる部分が限定されます。
もし階段スペースが端のほうになるとどうしても、
このように、奥に長い間取りになってしまうんです。
つまり、階段をどの位置に計画するかがとても重要です。
小屋裏収納を設置したい場合は階段の位置はもちろん、
入り口が端にあって奥行きが長い収納にならないように
ぜひ考えてみてください。
今回私が紹介したのは、
これまで何千枚もの間取りを見てきて
微妙だなぁと思ったものを図面にしてみました。
もしかしたら、今回紹介した間取りに住んでいる人もいて、
「うちは過ごしやすいよ」って方もいるかもしれません。
生活スタイルは人それぞれ違うので、
あくまで一個人の意見として捉えていただけたらと思います。
でも、これから家づくりする人にとって、
住宅業界を15年以上経験してきた建築士が微妙だなって思う間取りがあるとすれば事前に聞いておきたいと思うことでしょう。
間取りは部屋のレイアウトを上から見ているだけなので、
人によっては間取りを見ても全然わからないとか。
提案を受けた間取りにデメリットがないか?気になっている方も多いと思います。
家づくりはほとんどの人にとって一生に一度。
建てた後に、やっぱり直します!なんて簡単にはいきません。
車だったら、買い替えればいいですが、
家の場合は壁を1枚増やすだけでも、職人さんにきてもらって、数十万円以上かかる大掛かりな工事になります。
だから、家を建てて引き渡し一週間も経たない内に、
.ここをこうすれば良かった。って思っても手遅れです。
これを回避するためには、良くない間取りを知っておくことが重要です。
私はこの動画を通して、
いくらプロが提案してくれた間取りだったとしても、
もしかしたら希望は満たせているけど住み心地が悪いところがあるかもしれない。
と考えられるようになる、きっかけを与えられたらと思っています。
家づくりはほとんどの人にとって初めての経験です。
もしかすると、失敗できないプレッシャーに押し潰されそうになることもあるかもしれません。
でも、心配しなくて大丈夫です。
家づくりは初めて。かもしれないけれど、
これまで何十年もどこかの家には住み続けてきたはずですよね。
提案を受けている間取りが
本当に自分達に合っているかどうかを見極める極意は、いくつかあるんですが、
.たった一つだけ意識してもらえればokです。
それは、
普段の生活を図面に落とし込むこと。
手っ取り早いのは提案を受けた間取りに、
鉛筆で書き込むんです。
朝起きて家を出るまでの動き、
帰ってきてから寝るまでの動きなど毎日の生活を
書き込んでみてください。
2年半の期間で130組の家づくりセカンドオピオンをしてきて、
これだけ多くの間取りを書いてきて、ここに間取りを入れる
これだけの高評価をいただけてきたのも、間取りに生活を落とし込むことを意識してきたからなんです。
ぜひみなさんも、
間取りに鉛筆で生活のイメージを書き込む
これをやるだけで間取りを眺めているだけでは気が付かなかった新しい発見があるはずです。
住宅会社各社のホームページから個別に資料請求する方法
好みの外観や内装、後は地域で人気の工務店とか気になる住宅会社に直接資料請求していきます。
こっちの資料請求はそもそも住宅会社の名前を知らないとできません。
だから、人によってはどんな会社があるかわからないって人もいると思います。
解決方法は、
- 「東京 住宅会社」などで検索
- 月間ハウジング
- 「東京で家を建てる」の雑誌購入
ネット検索なら、東京 住宅会社などで検索していく方法。
それ以外には書店に行って月刊ハウジングや東京で家を建てるなどの地域に特化した住宅雑誌を買いましょう。
カタログに関しては、下記のボタンから一括資料請求がおすすめです。
各社の売りはカタログをゲットするだけで十分理解できます。
資料請求をしすぎると電話営業がすごいことになるんじゃないの?
確かにそうですが対策があります。
それはこちらの記事で詳しく解説しています。
資料請求のときの備考欄に
- 興味があればこちらから連絡します。
- 電話は絶対にしないでください。
- もし電話営業してきた場合は検討から外します。
とはっきり書けばほぼゼロになります。
カタログに関しては、下記のボタンから一括資料請求がおすすめです。
とにかく、「どんな住宅会社があるか?」を知るところから始めるのが重要です。
1社ずつ調べて資料請求しているととても大変なので一括資料請求をするところから始めてみましょう。
間取りと見積もりが届く唯一の画期的なサービスがタウンライフ家づくりです。
カタログを集めつつ、間取りの提案力と見積もり比較も同時進行で進めていきましょう。
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