選んじゃいけないハウスメーカーってあるの?
今回はこんな疑問を解決します。
この記事を読むとわかること
- 選んではハウスメーカー
この記事を書く私は、住宅業界歴16年の家づくりセカンドオピニオンのぽりんきです。
記事の執筆者
家づくりを攻略したい方は、公式LINEにご登録ください。
今回は見逃すな!騙される危険な契約5選ということで一生に一度のマイホームの契約をする前に気をつけて欲しいことをお伝えします。
ほとんどの人これを知らずに、価格が安いか、担当者との話は合うか、提案力はあるか?みたいなことしか考えていません。
契約する前に知っておかないことがわからずに、とりあえず、契約してしまってあとでそんな落とし穴があったなんてって気がついても手遅れです。
契約後に、うわぁそんなこともっと早く知っておけばよかった。とかあっちの住宅会社の方が条件よかったじゃんって思っても、解約するには高額な違約金を請求されるから泣く泣く契約した住宅会社で建てるしかありません。
つまり、契約してしまっては、もう手遅れです。
まだまだ契約なんて先の話だよっていう人もいるかもしれません。
でも、そんな人にこそ今のうちに知っておいて欲しい内容になっています。
私は、住宅業界を15年以上経験、二級建築士、宅地建物の取引士の国家資格を保有し、これまでたくさんの間取りを描きながら家づくりのお手伝いをしてきました。
そして、SNSを通して、130組以上の家づくりをサポートしてきた私が、契約するまでに絶対に注意しておいて欲しいことについて紹介していきます。
今回の内容以外にも、これから家づくりをする方に向けて、役立つ情報を配信していきますので今のうちにチャンネル登録しておいてください。
見逃すな!騙される危険な契約ひとつめは、間取りが決まっていない状態での契約です。
いやいや、間取りは契約後に打合せしましょうって言われたよ。
ハウスメーカーを見るのに精一杯なんだから、間取りを決めている時間なんてないよ。
このように思う方もいると思います。
確かに、99%の住宅営業マンは間取りは契約後に決めましょうと言ってきます。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
実は、間取りを契約後に打合せすると誰もが陥る問題に直面します。
それは、一体なんだと思いますか?
間取りを契約後に決めると陥る問題それは、追加料金です。
みなさんも薄々は気が付いているんじゃないでしょうか?
注文住宅って、契約後の追加料金が当たり前で、その金額は、数十万円どころか、100万、200万とどんどん増えていって最後はほとんどの方が予算オーバーします。
建物の大きさが大きければ高く、ちいさければ安いってのは誰でもわかると思うんですが、家の形がデコボコしたら金額が上がるって聞いたことないですか?
他にも、窓や室内のドアが1つ増えただけで簡単に数万円上がってしまうんです。
でも何千万円のうちの数万円でしょ?
そう思いますよね?これがワナなんです。
たった数万円って思ったあなた。金銭感覚がおかしくなってきています。
例えば、引き違いの腰窓ってわかりますでしょうか?(ここに引き違い窓の画像が欲しい)
子供部屋についていることが多い、シンプルな互い違いに開く窓です。
この引き違い腰窓一体いくらか?わかりますか?
大体ですが5万円くらいします。
間取りの中に、この5万円の窓が2つあるかないか?で10万円も変わるんですよ?それが何個も何個も積み重なったら簡単に30万、50万と増えていきます。
だから契約後に間取りの打合せをしていたら、そりゃあ値段なんて上がるのは当たり前ですよって話です。
家づくり始める前って、ほとんどの人が、高い買い物だから、しっかり値段を見て、安心して契約したいって思っています。
でも、ほとんどの人がいつの間にか、気がついたら間取りを決めずに契約してしまっています。
それは一体なぜでしょうか?
その原因は営業マンの営業トークです。
営業マンはまずは住宅会社を決めましょう。
間取りを決めるのは、1社に絞って契約した後の打ち合わせでできますよ。って言ってきます。
3社検討すれば3社、5社検討すれば5社の営業マンがみんな口を揃えて言ってきます。
最初は、絶対に契約後の追加料金はいやだって思っていたはずなのに、気がついたらそういうものなんだ!と思い始めます。
そして、あなたは知らない間に「まずは住宅会社を決めてから本格的な打ち合わせをすればいっか」って思考にすり替わってしまうんです。
これは住宅営業マンの策略にまんまとハマっています。
注文住宅が契約後に追加料金が多い理由。
そして、契約後の予算オーバーで解約する人が多い理由は、契約してから本格的な打ち合わせしているからです。
特に、間取りはご存知のように、家の金額の大部分を占めます。
契約後に予算オーバーにならないように、間取りはしっかりと作り込んでから契約するように意識してください。
見逃すな!騙される危険な契約2つ目は、標準仕様しか入っていなくて契約です。
この標準仕様には特に注意が必要です。
というか、むしろ、オプションをモリモリにした状態の見積もりで契約しないと危険だって思いませんか?
契約前に標準仕様しか入っていない状態っていうのは、4人で乗るクルマなのは決まっているんだけど、シートは布なのか皮なのか。
タイヤやホイールはどんなものにするのか?とりあえずカーナビはついているけど、どんなカーナビにするか決まっていない
つまり、車としては、走れるけど何もこだわり要素がない状態です。
そうやって考えてみるとこの状態で契約するのってすごくこわくありませんか?
たまぁに、◯◯ハウスさんは標準仕様のグレードが高いよ!って言っている人いますが、その標準仕様で収まることはほとんどありません。
99%の人は、契約後にキッチンやユニットバスの実物を見学するために、ショールームにいきます。
キッチンの扉の色やユニットバスの壁の色なんかは、実物を見ながら決めてきてもらった方が住宅会社も楽だし、カタログだけで打ち合わせするよりもトラブル回避になるからです。
みなさんショールーム行ったことがある人はわかると思いますが、ショールームのスタッフさんからの案内の中では必ずオプションについての説明があります。
そして、99%の人はオプションも見積もりに入れるように頼んできてショールーム見学を終えます。
つまり、標準仕様で収まる人が居ません。
みなさん、牛丼屋さん行ったらついつい、チーズトッピングしたり、サラダつけてしまったりしますよね。
あれと全く同じ状況が注文住宅の場合は起きます。
牛丼だったら、あぁ、大盛りにしておけばよかったー。次からはそうしようで終わりますが、家の場合は、キッチンが微妙だったから、途中でリフォームして、キッチン交換しようってわけにはいかないですよね。
一生住む家だからちょっと高いけど、深型食洗機にしようとかタッチレス水栓つけておこうとかオプションが欲しくなってしまいます。
何が言いたいかというと標準仕様の見積もりのままで契約しては絶対にいけないということです
それか本当に予算が厳しいならショールームにはいかないでください。
標準仕様のまま契約するのはダメってのはわかったけど、どうすればいいの?こんな疑問が湧きますよね?
性格的に、牛丼を頼んでも大盛りとかチーズ牛丼についついしちゃう方。そんな方は、家の場合は絶対にオプションまみれになってしまいますので、住宅会社から間取りをもらったらそれを持って、キッチンのショールームを予約してください。
リクシルとかクリナップとかどこでも良いんですが、今検討している住宅会社が提携しているメーカーさんのショールームに予約して行ってみるんです。
そして、そこで、今検討している住宅会社の標準のキッチンの案内をしてもらいながら、キッチンのプランを作ってみてください。
標準のキッチンと一言に言っても、水栓はただの水栓か浄水器付き、食洗機は浅型、深型、除菌機能付き、ワークトップはステンレスか人造大理石なのか、レンジフードと言って換気扇のデザインや機能などめちゃくちゃチェックするポイントがあります。
そして、忘れちゃいけないのが食器棚。
幅は一般的なサイズだったとしても、標準以外のものを選ぶと簡単に10万円以上金額が変わってしまいます。
ショールームに言って取りあえずでもいいから選んでくるとあなた専用のキッチンプランと定価の見積もりをゲットできます。
ゲットしたプランと見積もりをそれぞれ検討している住宅会社に渡していけば、標準のキッチンから一体いくら上がるのか?比較検討ができます。
でも、ショールームに行くのは時間が足りないよ。こんな方は、せめて、標準仕様とオプション仕様のプレゼンシートを早い段階からもらっておいてください。
このプレゼンシートとは、標準仕様がどんなものなのか?A4の紙1枚にキッチンやトイレ、床材まで建物のありとあらゆるものをまとめてあるものです。
本来は各住宅会社から見積もり提案の時に見せてもらうんですが、その見積もり提案段階は、住宅会社を決めないといけない段階なので、仕様をまで比較しているととにかく大変です。
遅くても、間取りを提案してもらう段階。もしくはそれ以前からプレゼンシートをゲットしておくことで、仕様も含めて住宅会社の比較検討ができるのでおすすめです。
とにかく、標準仕様のまま契約するのだけは、気をつけていただきたいと思います。
見逃すな!騙される危険な契約3つ目は外構予算が少なすぎる見積もりで契約することです。
外構の予算が高いか安いかなんてどうやってわかるの?こんな疑問があると思います。
これはとってもシンプルで外構のプランを作ってもらえればわかります。
まず注意しないといけないのは、契約前の間取りでは、敷地内にウッドデッキやフェンス、植栽を植たCGパースなどの提案受けると思いますが、その提案と外構の予算は一歳連動していません。
私はこれまでSNSを通して130組家づくりサポートをしてきましたが、契約前に率先して外構プランを提案してくれた住宅会社は10社もありませんでした。
外構の費用に関しては、資金計画書と言って家全体でかかる見積書には外構予算で150万円などと書いてあるだけです
実は、外構っていうのは、建物の次にお金がかかる工事です。
しかも、土地の広さによって、ブロックやフェンスの長さ、芝生や駐車場の台数も全然違います。
だから、一概に150万円ってわけでもないんです。
ぶっちゃけ150万円だと、駐車場と建物周りの砂利と表札、ポストをやればあとはほどんどできません。
カーポートやブロック、フェンス、ウッドデッキをやりたかったらもっとお金がかかります。
結局、この予算が根拠に基づくものなのか?を知るには外構プランを作ってもらうしかありません。
とにかく、契約前に外構プランと見積もりを揃えて根拠がある状態で契約するように気をつけきましょう。
見逃すな!騙される危険な契約4つ目は、水道管の見積もりです。
うちの土地には、水道は入っているからつなげてもらうだけだよって方気をつけてください。
実は、水道の見積もりの出し方が、住宅会社によって全然違うんです。
まずは、水道と言っても、大きくは3つあります。
それは、一つ目上水道。
二つ目下水道。
そして三つ目は雨水排水です。
このうち、もし、建築予定地に上下水道の引き込みがない場合は、引き込み工事と言って、上水道も下水道も、全面道路のアスファルトを掘削して、引き込み工事が必要です。
この道路の中にある本管が敷地側にあるのか?反対側にあるのか?前面道路の交通量によって水道管の深さも違うので掘削範囲が変わります。
つまり金額も本管の位置がどこかによって全然違うってことです。
契約前の見積もりでは、この費用が、水道引き込み予算と書いてあるわけですが、契約前は大体予算50万円とか100万円などと営業のさじ加減で見積もりされていることがほとんどです。
ちなみに、敷地内の配管も見積もりの方法が実は住宅会社によって2パターンあります。
見積もり方法が2つあるってどういうこと?
一つ目は、計算式が決まっているパターンです。
これは、建物の大きさや水道メーターまでの距離を計算式に当てはめると出てくるんです。
見極めるコツは屋外給排水工事のところが千円単位や万円単位になっているかどうか?です。
例えば、39万円2千円とか54万円3千円などと細かい金額が見積書に計上されています。
それよりも厄介なのが次の2つ目の計算式が決まっていないパターンです。
資金計画書を見ればわかりますが、屋外給排水工事予算40万円とか60万円ってなっている住宅会社です。
この会社は自社で計算式を用意していないので、間取りや敷地の状況ごとに、毎回毎回水道業者に屋外給排水工事の見積もりを取っています。
この住宅会社は本当に注意してください。
なぜかということ、この屋外給排水工事予算60万円って営業のさじ加減で根拠がないんです。
だから、これも契約後に水道屋さんに見積もりを取ったら予算オーバーでしたってことが平気であるんです。
外構工事と同じように計算式が決まっていない会社や前面道路を掘削して水道引きこみ工事が必要な人は、予算ではなくて、しっかりと水道屋さんに見積もりを取ってもらった根拠がある状態を見て契約するようにしましょう。
見逃すな!騙される危険な契約最後の5つ目は、地盤改良工事予算が0円の場合です。
地盤改良工事予算が0円ってどういうこと?って思ったかもしれません。
それは、予算が一円も取っていないってことです。
地盤改良工事の費用っていうのは家を建てる際に地盤が強ければいいですが、弱かった場合は数十万円か下手をすれば100万円以上のとんでもないお金がかかる工事の一つです。
でも、この地盤改良工事は契約の前段階だと強いか弱いかわからないんです。
だから、営業マンによってよくあるのが、見積書には地盤改良工事別途とか地盤調査結果によるって書いてあったりします。
営業マンが別途にする言い訳としては、契約前じゃ強いか弱いかわかりません。
まずは、契約してもらって間取りを決めた後に地盤調査しますので、その時に、強いか弱いか、金額も含めてわかりますって感じです。
でも、これだと、契約後になって地盤改良工事が必要ってわかった場合は100%追加料金になります。
地盤調査してみないと金額がわからないなら仕方がないんじゃないの?って思った方は、他にも色々な住宅会社で見積もりを取ってみてください。
見積もりを取ってもらうとわかってきますが、営業マンによっては、100万円とか80万円などと地盤改良工事が必要だった場合に備えて予算計上してくれている住宅会社に出会えるはずです
予算を取ってくれる会社とそうでない会社違いってなんでなの?って疑問に思いますよね?
それは、あなたの総予算にポイントがあります。
契約前って、予算いくらですか?って聞かれてその予算に収まるように、できるだけ小さい間取りで、仕様も標準仕様にして、付帯工事や資金計画書の金額もできるだけ少なくして、あなたの予算に収まるようにされます。
そして、地盤改良工事も100万円って入れるんじゃなくて、地盤調査結果によるって書いて別途にすれば100万円を浮かすことができて、総額を安くできますよね?
つまり、安く見せかけるためだけのテクニックなんです。
これには気をつけてください。
もし、地盤改良工事を別途にする場合は、お客様の建築地だったら岩盤があるところなので、過去のお客さまは地盤改良工事がいりませんでしたよって断言してくれるならいいです。
そうじゃない場合は、契約前段階はしっかりと予算計上してもらって契約し、後で調査結果でかからなかったら予算が浮いてラッキーって思えるように地盤改良工事は必要な前提で予算を組んでおきましょう。
ちなみに担当者に言えば、近隣の地盤データを地盤調査会社から取り寄せるこができます。
その情報をもとに、地盤は強そうか弱そうか?弱そうな場合は、支持層が地表から何メートルくらいあるか?あたりをつけておくことができるのでおすすめです。
契約前にとにかく気をつけることは、契約後の追加料金をとにかく防ぐように、作り込んだ間取りや標準仕様で契約しないことがとても重要です。
そして、建物の次に高額な外構工事や水道の工事も根拠をしっかりと用意することです。
他にも、雨水排水の横断、ブロック工事、側溝のフタ、土地が狭いせいでかかる割り増し料金などとにかくありとあらゆる金額の根拠を出していきます。
諸費用も同じです。
登記費用、火災保険、地震保険、銀行手数料、保証料こういう費用も諸費用別途とするのではなく、根拠のある金額を入れた見積もりになっているかどうか?をしっかりチェックしていきましょう。
ここまでで気がついたと思いますが、家づくりは根拠のある見積もりを用意することで、契約後にどんどん追加料金が出てしまわないように進めることが重要です。
営業マンはあの手この手でまずは、住宅会社を決めればいいですよ。とか皆さんそうやっていますよ。って言ってくるので正しい家づくりの進め方から外れて言ってしまいます。
でも、そんな営業トークは気にしなくて大丈夫です。
一歩一歩着実に、契約前にしっかりと根拠のある見積もりを用意していって、契約後は予算オーバーにならないように気をつけて欲しいと思います。
住宅会社各社のホームページから個別に資料請求する方法
好みの外観や内装、後は地域で人気の工務店とか気になる住宅会社に直接資料請求していきます。
こっちの資料請求はそもそも住宅会社の名前を知らないとできません。
だから、人によってはどんな会社があるかわからないって人もいると思います。
解決方法は、
- 「東京 住宅会社」などで検索
- 月間ハウジング
- 「東京で家を建てる」の雑誌購入
ネット検索なら、東京 住宅会社などで検索していく方法。
それ以外には書店に行って月刊ハウジングや東京で家を建てるなどの地域に特化した住宅雑誌を買いましょう。
カタログに関しては、下記のボタンから一括資料請求がおすすめです。
各社の売りはカタログをゲットするだけで十分理解できます。
資料請求をしすぎると電話営業がすごいことになるんじゃないの?
確かにそうですが対策があります。
それはこちらの記事で詳しく解説しています。
資料請求のときの備考欄に
- 興味があればこちらから連絡します。
- 電話は絶対にしないでください。
- もし電話営業してきた場合は検討から外します。
とはっきり書けばほぼゼロになります。
カタログに関しては、下記のボタンから一括資料請求がおすすめです。
とにかく、「どんな住宅会社があるか?」を知るところから始めるのが重要です。
1社ずつ調べて資料請求しているととても大変なので一括資料請求をするところから始めてみましょう。
間取りと見積もりが届く唯一の画期的なサービスがタウンライフ家づくりです。
カタログを集めつつ、間取りの提案力と見積もり比較も同時進行で進めていきましょう。
\ たった3分・かんたん入力 /