ハウスメーカーを厳選し、家を建てる会社選びのタイミング。
各社からプランと見積もりが出揃って検討を始めていきます。
住宅営業マンも他社に負けじと必死で提案してきます。この会社決定のタイミングで正常な判断ができない人が多くいます。
住宅営業マンにだまされない方法2つを記載します。
気をつけていきましょう。
大幅な値引き
一番重要なポイントです。
大幅値引きをしてくれたからその場で即決。というのはやめましょう。
そもそも、注文住宅は車と違って定価がありません。そのため、提示されている金額が正常なのか判断しにくいです。
通常、建築会社の利益率(粗利)は20〜40%程度です。つまり、2,000万円の請負契約であれば、最大でも800万円程度です。
「今日決めてくれたら500万円安くします」
というのはおかしな話です。
じゃあ、どうするのか?
それは、最初の提示金額を通常よりも上乗せします。値引き額分を上乗せするということですね。
即決はせずに、必ず3社を見積もり比較して決めましょう。
予備費用の予算
各社の見積もりを比較していくと気づくことがあります。
それは、
「見積もりの書式に統一性がなく、比較しにくい」
ということです。
かならず、各社の見積書を横に並べて必要な費用が含まれているかどうかを確認していきましょう。
やっていけばわかりますが、各会社で計上している費用が異なっていたりします。
予備費用の予算とは、外構費用や照明カーテン、地盤改良工事などのことです。
これらの予算をどこまで計上するかは営業マンの感覚です。
そして、比較したときに少なすぎる営業マンは安く見せるためにやっていることがほとんどです。
安くできる場合は提案内容や企業努力によるものもありますが、あまりにも安い場合は契約後に追加料金が発生する場合がほとんどなので注意しましょう。
安くできるタイミング
大幅値引きなどだまされてはいけないポイントを紹介しました。
ここからは安くできるタイミングについてご紹介していきます。
契約する時期が決算月
検討している建築会社の決算月の時期に決められる場合は有利な条件がでることがあります。これは、受注、着工、完工の数字を年度で出しているからです。
値引きを期待できるチャンスです。
引き渡しを受ける時期が決算月
契約するタイミングではなく、引き渡しを受ける時期が決算月になる場合は、大幅な値引きが期待できます。
これは、さきほど紹介した完工が年度にできるからです。
これを条件につきつけられた値引き提示というのは信憑性がでてきます。
建築会社として営業に苦戦している場合
営業所や支店、会社として受注数が伸び悩んでいる場合はチャンスです。
契約してくれるお客さんがいなければ、設計も工事も職人さんも仕事がなくなってしまうので良い条件がでる場合があります。
「そもそも、会社として受注数が伸び悩んでいるのはどうなの?」っていう話になると将来性に不安がでてきてしまうので、営業所の数字を伸ばしたいなど理由があると良いですね。
新入社員の初契約
新卒新入社員の初契約は会社として力が入ります。
このタイミングで契約に貢献できる場合は好条件が出る可能性があります。
上司や先輩が同席して、しっかりとサポートが見込めそうであれば安心して決めましょう。
新卒新入社員の初契約は会社にとっても財産になるので、一生懸命やってもらえます。
このように、好条件を逃すことなく、ハウスメーカーを決定できると良いですね。
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