住宅営業マンに展示場案内をされているときに、
「おたくの坪単価はいくらですか?」
と聞いたことがある方は多いはず。
坪単価のマジックにひっかからないようにしていきましょう。
坪単価を聞く目的
一番の目的は、
【見積もりをとらなくても価格帯がわかる】でしょう。
まさに、この質問をしてしまうことが営業マンにだまされてしまう可能性があります。
正解の返答は?
ところで、この質問に対してどんな回答が正解でしょうか。
それは、きっと、
「だいたい、○○万円くらいです。」と言ってもらうことでしょう。
しかし、営業マンはこう考えています。
「普通よりも安く答えようかな。高く言ってしまったせいでお客さんに高いと思われてしまうと嫌だし・・・。」
たいてい、どこの営業マンもこの単純な質問は上手に切り抜けたいと思っています。
つまり、安ければ安く言うほど、お客様が話を聞いてくれる可能性が上がるので、ウソをつこうとしてしまうのです。
坪単価の計算するための面積
何坪の家。という表記はみなさん目にすることが多いと思います。
これは、ほとんどが【延べ床面積】と呼ばれる建築基準法に基づいたものです。
しかし、坪単価の面積は違うことがあります。
それは、特にローコストメーカーだと多いです。
実は、坪単価を計算する面積は、【施工面積】を使っていることがあります。
【施工面積】とは、なんなのか。
これは、延べ床面積➕(バルコニーやポーチタイルの面積や屋根を増やした面積)です。
つまり、延べ床面積に含まれない面積も足してしまっています。
こういう計算をすると坪単価はもっと安く見せてしまうことができるのです。
坪単価を聞くときに注意するポイント
結論、坪単価を聞くというのはいいですが、話半分にした方が良いということですね。
注意するポイントは、坪単価の平均値を聞くことです。
建てたお客さんの坪単価の平均値を聞くことができれば、
「いやぁ、注文住宅だから値段なんてピンキリですよ。」
「だいたい、○○万円からです。」
とあいまいな回答を言われなくてすみます。
坪単価をどうしても聞きたい場合はポイントをおさえて質問しましょう。
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