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この記事を書く私は、住宅業界歴16年目の間取りデザイナーぽりんきです。
記事の執筆者
イライラ回避!子育てしやすい間取り1つ目は玄関から洗面所に直接行ける間取りにする
2020年から2021年にかけて感染症対策で玄関に手洗い器を設置するブームが起きました。
しかし、玄関手洗いは、おしゃれ重視でボウルが小さいから
水が飛び散る
- うがいしにくい
- タオルやハンドソープの置き場に困る
スペースに余裕があって、うがいするコップやタオルのストックスペースを上手に収納できれば良いですが、玄関手洗いスペースを広く取れる人ばかりではありません。
しかも、費用はどんなに安くても、5万円から、おしゃれにすれば20万円もかかってしまいます。
だから、最近では、玄関手洗いを設置しなくてもすぐに洗面台が使える間取りにした方が効率が良いのでは?と考え、
玄関から洗面所へ直接行ける間取りをおすすめしています。
玄関から洗面所に直接行ける間取りのメリットは大きく2つあります。
一つ目、帰ってきたら手洗いうがい習慣が身に付くこと。
2つめ、子供が外で汚れて帰ってきたとしても、お風呂に直行ができることです。
一つ目の帰ってきたら手洗いうがい習慣が身に付くことは、玄関から直接洗面所に行く間取りにすれば、室内の他の場所を触らなくてすみます。
2つ目は子供が外で遊んできたり、自転車通学で雨に濡れて帰ってきても、玄関から直接洗面所を通って、お風呂に入れます。
このように、玄関から直接洗面所に行けるのはたくさんのメリットがあります。
また、洗面所のコツは、タオルや石鹸、コップを置くスペースや、子供が乗る踏み台が置けるようにドアの位置を考えることが大切です。
引き戸にすればスペースは気にしなくて良いですが、開き戸にする場合は注意が必要です。
イライラ回避!子育てしやすい間取り2つ目はリビングから脱衣所に行ける動線にする
つまり、お風呂に行くのに、廊下を通らない間取りにすることです。
先ほどは洗面所の話でしたが、今度は脱衣所です。
お風呂に行くのに、廊下を経由すると風邪をひきやすくなります。
反対に、リビングと脱衣所がつながっているなら、冬はドアを開けておけば温めた空気を脱衣所に送っておくことができます。
お風呂から出たら、子供が裸のまま走り回ることもありますよね。
寒い廊下に出てしまってせっかく温まった体が湯冷めしてしまいます。
親も同じです。
どうしても、親は子供を優先してしまうので、髪や体を拭くのが不十分になってしまい、体調を崩しやすくなります。
お風呂から出たら廊下を通らずに、リビングに行けるように工夫してみましょう。
最近の家は断熱性が高いので家中のドアを開放していれば、家全体を温めることもできます。
それでも、お風呂とは温度差が出てしまうので、暖まった体が冷えないように最短距離でリビングに行けるような動線計画にしましょう。
子育てしやすい間取り3つ目は洗面所と脱衣所を分けること
これから家を建てる人なら、洗面所と脱衣所は分けたい!って思っている人多いんじゃないでしょうか。
10年ほど前は、女の子がいる家庭だと、思春期になった時に気になるかもしれないと言って洗面所と脱衣所を分けていました。
でも、今は、子供の性別関係なく、洗面所と脱衣所を分けたいと8割の人が言います。
メリットはたくさんあります。
- 脱衣所に鍵を掛ければプライバシーが守られる
- お風呂に入っている人がいても洗面台が使える
- 朝の支度をする人と洗濯する人の動線がぶつからない
4つめ、脱衣所をランドリールームとしても使える。
洗面と脱衣所が同じ空間だと。洗濯物が邪魔になりますが、別々なら、脱衣所に干しておけば洗面所をスッキリできます。
5つめ、来客に脱衣所を見られずに、洗面台を使ってもらえる
脱衣所が散らかっていても、気にしなくて良くなります。
このように洗面所と脱衣所を分けるのはメリットだらけ。
★引き戸は1枚約5万円とコスパも良いので、
家づくりがこれからの人は、
★洗面所と脱衣所を別々にすることも考えてみましょう。
イライラ回避!子育てしやすい間取り4つ目はキッチンからLDKの全てが見渡せる
間取りを作るときは、できるだけ死角を作らないように意識することが重要です。
子どもが小さいうちは知らないうちにどこかに移動してしまったり、
隠れて、おもちゃを飲み込んでいないかと何かと気になってしまいます。
常に子供が見える位置にいてくれた方が安心です。
料理をしている最中はどうしても視野が狭くなってしまいます。
いつでも子供が見えるように。、キッチンの位置はLDK全体が見渡せる位置に計画しましょう。
イライラ回避!子育てしやすい間取り5つ目は 1階に洗濯スペースを設置する
最近では、老後の家事負担を減らす目的もあり、1階の室内か庭に干したい希望が増えています。
10年くらい前は、防犯も考えて、2階のバルコニーで洗濯物を干すのが当たり前でした。
しかし、最近はついに、バルコニーがない間取りが増えてきました。
理由は、
- 洗濯物を外で干さなくなった
- 子供を1階に置いていくのは心配
バルコニーを4畳作るだけでも50万円くらいの費用がかかります。
こういったコストも踏まえて、バルコニーの設置自体が減っています。
1階を広くしてでも、ランドリースペースを作ったり、お風呂に干したり、乾燥機付き洗濯機やガス乾燥機のカンタ君を設置することで、室内でも洗濯が完結できるようになってきました。
わかるけど、どうしても外で洗濯物を干したいなあ。
って人も、いるかもしれません。
そんな人も、2階ではなくて庭で干せるように計画してみてください。
敷地が狭くても、奥行き1メートルあれば縁側をつくって、物干しさおをセットすれば干せますし。
直射日光が当たらなくても意外と風だけで乾きます。
イライラ回避!子育てしやすい間取り子育てしやすい間取り6つ目はファミリークローゼットをつける
毎日、毎日、服をそれぞれの部屋に収納する時代は終わりました。
各部屋に服を収納するのはとても面倒です。
だから、家族のみんなには、自分の部屋に持って行くように伝えて、畳んだ服はリビングに置いておきます。
でも、何回言っても、部屋に持っていかないからどんどんたまっていきます。
そしてストレスが溜まりイライラします。
こうなることは目に見えているので、1階にファミクロをつけましょう。
デメリットはウォークインタイプになってしまうのでお部屋の壁面収納に比べて収納効率は減ってしまうことです。
でも、それ以外はメリットだらけ。
1階にクローゼットがあれば2階に取りに行かなくてもいい。
子どもの服を取りにいきつつ自分の服も選べる。
家族のスペースだからみんながキレイに保とうとする
1階にファミクロがあるだけでストレスが大きく軽減されます。
注意点は、部屋にクローゼットはつけること。
普段着る服はファミクロ、季節ものの服は部屋のクローゼットに収納するんです。
1階のファミクロを6畳くらい作って、全部収納できるようにするのもいいですが、2階建てだと、どんどん1階が大きくなり、その分2階が小さくなるので割高になります。
だから2階にもクローゼットを設置しましょう。
そもそもファミクロって何畳くらいの広さがいるの?とよく質問をいただきます。
これについては、できれば3畳。余裕がある人は4畳あると良いでしょう。
約1.7mのパイプ1本にかけられる洋服の数は、夏服ですと70着、冬服ですと50着です。
4畳のファミクロの両サイドにパイプがある場合の目安ですが、夏なら280着から冬だと200着程度かけられます。
必要なパイプの長さを考えたり、衣装ケースの数を考えながらファミクロの広さを検討しましょう。
子育てしやすい間取り7つ目は帽子、ランドセル、教科書置き場を検討
子供が小さいうちは、うっかり忘れてしまいがちですが、ランドセル重たいので、帰ってきたらすぐに床に置きたくなります。
だから、1階のどこかに、ランドセルと、教科書置き場を計画しましょう。
大人も同じです。
かばんや帽子、アクセサリーは外でしか使わないので、わざわざ部屋に収納する必要はありません。
大人のものも1階に収納スペースを確保しましょう。
イライラ回避!子育てしやすい間取り8つ目はリビングにスタディスペース
小学生の間はリビング学習が当たり前です。
と言うか、子供は自分の部屋で勉強させるよりもできる限りリビング学習をさせるべきです。
リビング学習のメリットは、
- 集中力がつく
- 勉強するハードルが下がる
- 居心地がいいので勉強が捗る
の3つのメリットがあります。
2021年に現役の東大生に行ったアンケートでは、約54%がリビング学習だったとの結果が出ています。
リビング学習は親の目もあって、自分の部屋にこもって勉強するよりも効率良く勉強できるようです。
だから、リビングには勉強できるスタディスペースを確保すべきです。
さらに先ほど紹介したスタディスペースの近くにランドセルや教科書スペースを確保できるとより良いです。
子供だけじゃなくて、親にとっても書類を仮置きしたり、パソコンで作業したりとちょっとした作業スペースになります。
オススメの場所は、ダイニングテーブルの近く。
ダイニングテーブルは食事で椅子を弾いた時を想定しているのでスペースが広く確保されています。
なので、比較的ゆとりのあるダイニングテーブルの周辺にスタディスペースを設置することで面積を有効活用できます。
近くにダイニングテーブルがあれば、作業スペースが広く取れるので何かと便利です。
リビングのスタディスペースはぜひ検討しましょう。
子育てしやすい間取り9つ目は五月人形、お雛様スペースを考える
和室があればまだいいですが、最近は和室なしの間取りも増えています。
その時に忘れやすいのが、五月人形、お雛様スペースです。
もちろん、リビングが広くて、設置スペースが確保できるならOKです。
お雛様は段数によっても必要なスペースが変わってくるので、寸法はしっかりとチェックしておきましょう。
アパート住まいだと。
実家にお雛様が置いてある場合も多いので、忘れがちです。
1年に1回の大事な行事なので、玄関や廊下など飾るスペースの確保を忘れないように気をつけてください。
最後の10個目の紹介の前にお知らせです。
子育てしやすい間取り10個目は子供の作品を飾る場所を確保する
★想像以上に、子供が作ってくる作品はたくさんあります。
★もしかしたら、賞状やトロフィーをもらってくることもあるかもしれません。
子供の作品は、家に持ち帰ってきたらすぐに飾っておきたいですよね。
★わざわざ飾るスペースを取らなくても、せめて一部の壁面をお飾りスペースにしても良いでしょう。
★子供は、親が知らないところでも頑張っていることを認めて欲しいと思っています。
★承認欲が満たされるように、日々の頑張りの証である作品を飾ってあげることで、自己肯定感が満たされるお子さんに育ちますので作品設置スペースぜひ考えてみてください
今回は、イライラ回避!子育てしやすい間取り10選について解説しました。
動線計画を効率化し、家事の負担を減らして、子供と楽しく暮らせる家を目指していってください。
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