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この記事を書く私は、住宅業界歴16年目の間取りデザイナーぽりんきです。
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知らないと一生後悔!ストレスが溜まり続ける外構7選
外構計画の失敗談のあるあるをまとめてみました!
これからももっと楽しい動画を作っていきます!!
知らないと一生後悔!ストレスが溜まり続ける外構7選1つ目は防草シートやらない
防草シートなにそれ?
って人もいると思います。
草が生えてこなくなるシートのことです。
草が生えないシート?そんな画期的な商品があるの?知らなかった!
という方もいることでしょう。
体感では半分くらいの方が知らない商品なので今のうちに覚えておきましょう。
まずは、家の周りはどのような外構にするのが多いでしょうか?
そう、みなさんわかっていると思いますが、ほとんどの人が砂利を撒きます。
砂利の中でも砕石と言って、人工的に砕いた石を撒くのです。
1つ目は、基礎が汚れないこと。
2つ目は雨の日でも歩けるようになること。
とにかく土のままにしないことが大切です。
土のままだと雨が降ったら土が飛び散り、基礎が汚れます。
さらに雨が降ればぬかるんでいるので歩けば靴が汚れます。
何より、家の周りが土か砕石かは見た目が全然違います。
だから絶対に砕石を敷くべきです。
砕石を巻かないといけないのはわかったけど、防草シートとなんの関係があるの?
早く結論が知りたいところですよね。
防草シートをどうするのか?
それは、敷くだけです。
まずは土の上に防草シートを敷いて、その上に砕石を巻くのです。
こうすることで雑草がほとんど生えてこなくなります。
防草シートを敷くことによって太陽光が草に当たらない様になり、結果的に、雑草が生えにくくなるという仕組みです。
この工程はとても重要で、最初にやっておかないと一生雑草に苦しめられることになります。
一生って、いやいや。大袈裟なこと言うなぁ
って思ったかもしれません。
でも一度でも、シートを敷かずに砕石を敷き詰めてしまうともう過去には戻れません。
だって、考えてみてください。
もう一度防草シートを敷くには、砕石をかき分けて一度土の状態にしないといけません。
撤去なんて、そんなに簡単にできませんから、砕石を一度避けて、シートを敷いてまた上から採石を乗せる作業になります。
とてもじゃないですが、週末の土日2日間では不可能です。
万が一、やれたとしても全身筋肉痛で、月曜日から仕事に行けなくなります。
こんなことにならないように。
最初から防草シートは必ず敷いてください。
新築時点なら、4LDKの2階建てで建物の周りに防草シートを敷くだけならせいぜい数万円です。
ストレスが溜まり続ける外構続いて2つめは、アプローチに黒いタイルを選ぶ
え?ダメなの?せっかく黒い外観にしようと思ってたんだけどなぁ
って人いると思います。
残念ながらオススメできません。
理由は汚れるからです。
いやいやちょっと待って!黒だったら汚れが目立たないと思ってやるつもりなんだけど。
外構で黒を選ぶと残念ながら白い汚れが目立ちます。
白い汚れが目立つことは、主に2つあります。
黒い素材を使ってしまうと白い汚れがかなり目立ってしまいます。
です。
白化現象ってなに?
このように思った人も多いと思います。
白化現象とは、セメントの中のカルシウムやナトリウムが雨で濡れることで物質内を移動し、表面で炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムとなって現れる現象。のことです。
難しくてわかんない!
って思ったかもしれません。
わかりやすく言うと、表面が白くなっちゃうってことです。
わかった。掃除が大変になるのね。
はい。それだけならいいのですが、この白化現象。
デッキブラシでゴシゴシしても取れません。
どうやったら取れるのか?それはナイロンブラシでこすって、希釈した塩酸で除去するしかありません。
ナイロンブラシはあるとしても、このためだけに塩酸を買って除去するって恐くてムリです。
ちょっと待って!取れない汚れが浮き出てくるなら、クレーム言えばいいんじゃないの?
このように思う人もいるでしょう。
でも、これは自然現象としてノークレームつまり、クレームが受け付けられない現象になってしまっているのです。
白化現象が怖いなら、アプローチに黒いタイルは諦めて。
せめて、グレーのタイルを選ぶようにしましょう。
ストレスが溜まり続ける外構続いて3つめは砂利の駐車場
え?砂利の駐車場?コンクリートが当たり前だから砂利なんかにしないよ。
って言う人も多いでしょう。
でも、気をつけて下さい。
建物の打ち合わせで予算オーバーすると真っ先に削られるのが外構費用です。
そして、簡単にコンクリートをやめて砂利にしようって人が出始めます。
ここでは砂利と言っていますが、砂利とは、先ほども出てきた砕石のことです。
砂利駐車場のメリットは、コンクリートより安いことです。
それ以外はデメリットだらけ。
①挟まった落ち葉がとりにくい
②砂利がどんどん土に埋まる
③雑草シートを敷くか分厚く砂利をまかないと草が生えてくる。
④土が舞い上がって車が汚れる。
⑤砂利が跳ね返って車が傷つく。
⑥雨が降ると、地面がぬかるむから靴が汚れる。
⑥自転車スタンドがぐらつくから停めずらい。
⑦砂利を補充しないといけない
とにかく砂利の駐車場はデメリットだらけです。
全面砂利駐車場にするならデメリットをしっかりと理解した上でチャレンジしましょう!
ストレスが溜まり続ける外構4つめは、滑りやすいアプローチ
滑りやすいアプローチ?そんなの聞いたことないけど!
って思う人もいるでしょう。
雨で滑りやすいアプローチ。それは、表面がツルツルしたタイルや洋風の石のことです。
こんな感じのタイルは雨で濡れるとツルツルです。
他にも、おばあちゃんちの玉石タイル。御影石なんかも滑りやすいです。
だからこれで玄関までの階段を作ってしまうと雨の日は自宅がスケートリンクになります。
これが、外構打ち合わせでの盲点です。
見た目ばかり重視して打ち合わせしていると知らない間に選んでしまいます。
でも、私は転ばないから大丈夫。そんななの慣れでしょ?
って思う人もたくさんいるでしょう。
もちろん慣れます。慣れてしまえばそこまで気にならなくなるでしょう。
でも慣れは怖いもので、家に忘れ物をして慌てているときにつるっとすべったり、
年をとって足腰が弱くなると尻餅をつく可能性も十分あります。
家族だったらまだいいですが、雨の日に郵便局員や宅配便の方が転ぶ。これは洒落になりません。
だから素材選びに気をつけましょう。
滑らないのは
ざらざらタイル、インターロッキング、枕木、洗い出し、天然石。
などです。
親切な外構業者さんであれば打ち合わせで、滑りやすいから気をつけてくださいね。って言ってくれるかもしれませんが、予備知識としてアプローチの素材はこだわっておきましょう。
ストレスが溜まり続ける外構5つ目は、植物を植えすぎ
やっぱり緑があると、外観にアクセントがつくから植物や低木を植えたがります。
しかし、水やりお手入れ、大変です。
植え過ぎたと言っても、そこまでですが、お手入れがちゃんとできていません。
水やりはほとんどしなくて良い木を選んだんですが、
お手入れができていないので、アフロヘアーみたいになっています。
それでも最初の新築3年目くらいまではちゃんとやっていたのですが、築6年にもなると本当に気が向いた時にしかやらなくなります
低木じゃなくて、シンボルツリーをやろうかなって考えているよって人もいるでしょう。
シンボルツリーの場合は夏はセミがくるので、うるさくなります。
樹木を検討中の人は、虫が苦手な人はよーく考えましょう。
ちなみに、シンボルツリーで有名なシマトネリコは成長が早いので、あっという間に育ちます。
枝を切ったり、剪定が数年で必要になってきます。
ストレスが溜まり続ける外構6つめは外水道忘れてしまった
いやいや。外水道はいるでしょ!忘れるわけないじゃん!
って人もいるでしょう。
ここで言いたいのは設置するかしないかじゃなくて、どこにつけるかを深く検討することを忘れてしまう
ってことです。
意外とうっかりミスが続出します。
水道の工事は建物の工事でやっているので、どの位置に水道を持ってくるかを考えないと行けません。
そもそも、外の水道を使う時ってどんな時でしょうか?
洗車をするとき、植栽に水を上げるとき、ビニールプールで遊ぶ時
でしょうか?
なんとなくで外水道を設置するのではなくて、どんな時に使うか冷静に考えてみましょう。
例えば、土地が南道路なら、南側に外水道を1ヶ所設置しておけば、洗車もプールもそこからできます。
でも、北道路なら二箇所ないと行けません。
車は北側で、庭は南側だからです。
めったに使わないから、うちはホースを伸ばして使うよ。
って方もいるでしょう。
こう考える人は外水道の真のストレスに気がついていません。
一番のストレスそれは、使うときにホースを伸ばしてくることです。
これがとにかく面倒くさい。
伸ばすのも巻き取るのもとても面倒です。
早めに、どこに外水道があると良いか。駐車場と庭の計画を考えて、できるだけ近くにホースがくるようにしましょう。
ストレスが溜まり続ける外構7つ目は駐輪場を忘れてた
駐輪場?確かに忘れてた!
って人多いんじゃないでしょうか?
当然です。
自転車は想像以上に場所を取ります。
車の横をすり抜けて停める場合は、しっかりと車幅を確保しないと通る時に擦って車に傷がつきます。
そんなスペースないよ!
って人は、道路側に停めることになるでしょう。
道路沿いに停めるとサドルやライトの盗難やいたずらにあう可能性もあります。
うちは、雨ざらしが嫌だから家の中に入れるよ。
って人もいるでしょう。
小学校低学年くらいだったらいいですが、中学生が乗る自転車を家の中に入れるのは大変です。
しかも、玄関に入れるには、ポーチ階段を上がらないと行けないので、自転車を持ち上げるのに体力が必要です。
玄関部分に入れたとしても、ペダルが壁にぶつかって壁紙がボロボロになります。
今のうちから自転車スペースは何台をどこに停めるのか?
しっかり考えておきましょう。
ぽりんきからのメッセージ
今回の話を聞いて、
なるほどー!
って思ってもらえるものが1つでもあったら嬉しいです。
外構がちゃんとできていないと、せっかくの夢のマイホームライフがストレスと戦い続ける日々に変わってしまいます。
そもそも、なぜ外構の失敗談はなくならないのでしょうか?
それは、先ほども言いましたが外構を考えるのが遅いからです。
家の間取りばかりに集中して、
まずは、家を、その後外構を考えればいっか!
って考えてしまうからこんなことになってしまうのです。
大事なのは、同時進行です。
間取り以外にも結構考えないと行けないことがあって大変だなって思った人もいるかもしれません。
でも、そんなに難しいことではありません。
早い段階で間取りと一緒に外構の図面も作ってもらえば大丈夫です。
担当者は忙しそうで頼みづらいよって言う人もいるかもしれません。
間取りと外構はセットで考えないといけません。
確かに担当者の手間は増えます。
でも、家には何千万円もする大金を払うんだから遠慮していたらダメなんです。
私が、個別サポートをしている方は先日、事前に外構のプランを先に立てることで建物の基礎を深基礎にしておくことができましたし、
知り合いの外構屋さんに頼む人はも早めにプランを建築会社に渡しておいたから駐車場のコンクリートと高さが合うように水道メーターのボックスを下げておいてもらうこともできました。
住宅会社の担当者によっては間取りが決まらないと外構のプランを作っても意味がないって言う人がいます。でも一度も作ってもらったことがないなら早めにゲットしておくことが大事です。
間取りも頭の中で考えているより、図面を作ってもらった方が、イメージがわきやすいですよね?
それと一緒です。
外構ってなんとなくで考えてしまいがちですが、
ポストは道路側がいいか?それとも玄関ドアの近くがいいがいいか?
洗濯物はバルコニーで干すなから、庭で干すか?それともタイルデッキの上なのか?
どうせ、いつか考えること。
それなら、今のうちから外構プランを手元に用意して検討しておけば、間取りを決めるときや敷地に対しての配置を決める時に大きく役立つことでしょう。
外構のプラン見積もりは相見積もりが重要
外構の重要性についてお伝えしましたが、重要なのは、外構の比較検討をすることです。
比較検討って言われても相談できる人がいないよ
こんな人がほとんどでしょう。
しかも優秀な外構屋さんは限られています。