家づくりを検討している方はモデルハウスを何件も見学しているでしょう。
それぞれ、会社ごとに特徴があり、金額もモデルハウスの特徴や豪華さも違いに気づいていきます。
そして、この家づくりをするときに誰もが経験するモデルハウス見学で気づくことがあります。
それは、【いろいろな営業マンがいること】です。
みなさん人間なので、人それぞれなのは当たり前ですが、営業マンであることは同じです。
会社の社風やその人自身の顧客アプローチに対して、型があり、差がつく部分です。
今回は、このいろいろな営業マンの中で、
【トップ営業マンと一緒に家づくりをしてはいけない理由】について解説していきます。
トップ営業マンと家づくりをしてはいけない理由
理由はいろいろとあります。
新規契約を優先されてしまう
トップ営業マンの話術に納得し、契約をしたあなたは、ハウスメーカー側からすれば、あとは間取りを決めて、着工し引き渡しをするいわば【オーナー様】になります。
オーナー様といえば入居済みの方というイメージですが、わかりやすく言えば【契約済のお客様】というくくりに入ってしまいます。
契約をすれば、契約金も支払っていて、解約をすれば違約金が発生します。
もう逃げられない状況ですね。
ですから、営業マンは契約済のお客様は上手に相手をしながら、新規の契約に目が行きます。
トップ営業マンになればなるほど、契約済のお客様をたくさん抱えていて、新規の契約をするための商談中のお客様もたくさんいます。
お客様は土日休みの方が多いので、土日の予定がどんどん埋まっていきます。
契約済になったあなたのアポイントはヘタすれば平日の夜や土日の夕方などに設定されることもあるでしょう。
つまり、トップ営業マンに家づくりを頼むと、あなたにかけられる時間はどんどん削られていきます。
営業マンがあなたに対して使ってくれた時間の長さが、住んでからの満足度の部分に直結するため、人気のトップ営業マンに頼むと後回しにされがちです。
電話がつながらない
家づくりは段取りが命ですが、時には急を要して電話しなければならないときもあるでしょう。
契約後に待っている銀行の手続きなどがそうです。銀行員にわからない質問を投げかけられて確認の電話をしていても営業マンに繋がらない可能性があります。
そうなると大変です。
出直しするのは大変ですし、銀行などは平日しかやっていないところもあるため再度有給を取得して時間を取る必要も出てきます。
トップ営業マンが忙しいから起きてしまう。電話がなかなか繋がらない問題でした。
社内のイベントにも出ている
ハウスメーカーは規模が大きいほど社内イベントがあります。
つまり、表彰や旅行、勉強会などです。
- 表彰のために本社にいかないといけない。
- 成績優秀者のみで行く褒賞旅行に行ってしまう。
- 新人営業マンのための勉強会の講師をする。
- 企業ホームページへの掲載などで不在がち。
社内からの注目も集めるのでとにかく忙しいです。
大事な時期にいてくれないとストレスがたまってしまうこともあるでしょう。
遠慮してしまう
相手がトップ営業マンだと電話が繋がらなくても、打ち合わせの時間を取ってくれなくても『まぁ、しょうがないよね。』と遠慮してしまうかたが多いようです。
電話をかけて繋がれば、すぐに疑問が解決されますが、繋がらなければ連絡待ちになります。
この疑問を持ったときに不安や問題が解決されないというのは良くありません。
あなたは素人ですから、すぐに回答がなければ、忘れてしまったり、うまく説明できなくなってしまうこともあるでしょう。
こういう場合は携帯電話のショートメッセージやラインなど使えるツールを理由して、質問を投げかけておくのが大変有効になります。
社内引き継ぎが甘くなる
家づくりは営業担当者一人と進めれば良いわけではありません。
設計担当者やインテリアコーディネーター、現場監督もいます。
お客様であるあなたの情報を引き継ぐのは間違い無く、営業担当者です。
しかし、この営業担当者がトップ営業マンだとすると、たくさんのお客様を抱えているため、メモを取っていない限り記憶の範囲になります。
間取りには反映されないこだわり部分。希望する仕様が設計担当者へ伝わっているのか?など引き継ぎがきちんとなされているかが大変重要です。
家づくりで一番多いクレームは『○○さんに言った言わない』という内容です。
記憶の範囲で物事を進めるのでは無く、ハウスメーカー側には間違いがないように打ち合わせの履歴を残す手段が必ずあります。
議事録などでしっかり残してもらって本日の打ち合わせをお互いに共有しましょう。
複写用紙などでメモを取れば一番間違いがないです。
この【記録を取る行為】はあなたが残すのが一番です。
トップ営業マンは忙しい
当たり前ですが、忙しいことは時間がないことです。
最近は働き方改革も進み残業が減らされます。
パソコンが勝手に切れてしまったり、有給取得を優先させられたり、残業に関する上司の承認が得られなかったりします。
10年近く前はハウスメーカーの営業マンは当たり前のように夜中も仕事をしていました。
しかし、今はそんなに仕事ができません。
反対にお客様はネットやSNSで簡単に情報を入手でき、要望が強くなっています。
時代と共に、テクノロジーを構築できれば良いのですが、住宅業界はこの進みがものすごく遅いため、業務量は増えたのに、仕事をする時間は短くなっています。
これがトップ営業マンが忙しい理由です。
自分の身は自分で守りながら議事録を取るなどして、夢のマイホームを成功させましょう。
おすすめは【そこそこ営業マン】
トップ営業マンはすごすぎます。
ハウスメーカーのトップクラスは明らかにオーラが違います。
素人であるお客様も気づけるはずです。
なので、明らかに、「この人売れそう」と思う人は諦めて、一番バランスがとれたそこそこ営業マンを選ぶべきです。
時間があることが何より重要です。
トップ営業マンだから家の出来具合が違ったりすることはありません。
ある程度時間に余裕がある【そこそこ営業マン】が選べるとより良くなるはずです。
そこそこ営業マンの見極め方
そうは言っても、『そこそこ営業マンなんてどうやって見分けるんだ?』というお気持ちでしょう。
そこそこ営業マンを見極める方法があります。
それは、【次回アポを決めるときに毎週予約が取れるかどうか?】です。
ある程度手帳の中に余裕があるかどうかです。
手帳も見ないのに、次回のアポが決められる人はダメですよ。
見ないで決められる人はダメ営業マンです。
必ず手帳は見た上で、次回アポを設定してくれて、『できれば午後1時からお願いします。』など日程をリードしてくれる営業マンがそこそこ営業マンです。
トップ営業マンに頼むメリット
それでもトップ営業マンに頼むメリットもあります。
それが、このようになっています。
会社から優遇されている
多少のトラブルがあっても優遇されているのでお金で解決できることが多々あります。
優秀な営業マンのモチベーションを下げないように工夫してくれるんですね。
つまり、会社から優秀な営業マンというレッテルが貼られている人はすごく重宝されますので、お客様側から金銭的な要求も通りやすいメリットもあります。
関連社員も動きが良くなります。
設計や現場監督、アフターサービスの担当者がイマイチだった場合は、営業マンに文句を言って動かしてもらえば良いです。
この動きは営業マンの影響力によって違います。
不動産会社の優遇
営業担当者がある程度(1年以上)でその地域で営業しているどうか?土地勘があるかどうかはもちろん重要です。
しかし、それよりももっと重要なのは仲が良い不動産会社があることです。
仲が良い不動産会社がいるとパワープレーができます。
例えば、土地購入代金の値引きなどですね。
『○○さんにはいつもお世話になっているのでいいですよ。』と言ってくれる不動産会社もあるので顔が広くたくさんの件数をこなしている営業担当者はおすすめです。
このような形でメリットデメリットがありますので、チェックをしていきましょう。
無料で間取りと見積もりが届くカタログ請求サイト
『どこのハウスメーカーを選べばいいのかわからない!』という方におすすめなのが、資料請求サイトの利用です。
家づくりの面倒なモデルハウス見学や商談、売り込みを省略できるサービスの【タウンライフ家づくり】をご紹介します。
資料請求のカタログとともに、【プラン】と【見積もり】を一緒にゲットできる、顧客のニーズを掴んだサービスとなっています。
しかも、無料でできるのは最強すぎます。
土地がなくてもプランは提案してもらえて、必要があれば土地紹介も受けられる。
家相を気にするのであれば家相も重視した間取り相談もできるようになっています。