ハウスメーカーを検討する流れは、
- 何軒もモデルハウスを見学する
- 良さそうなハウスメーカー数社と商談する
- 何度も通ってハウスメーカーを1社にしぼる
- 契約をする
という流れです。
しかし、商談をしているハウスメーカーが数社いる場合は、断らないといけません。
今回は、この断り方について解説していきます。
間違った断り方をしてしまうとどうなるのか
多くの人がやってしまう間違った断り方があります。
それは、「普通に断ってしまうこと」です。
普通にとはどういうことかと言うと、
契約が決まった日から数日以内に、他の会社に断りの連絡をいれてしまうこと
です。
これはあまりよくありません。
きちんと断る順番やタイミングが重要です。
そして、ただ断ればいいと考えている人が多すぎなのです。
普通に断ってしまうとどうなるのか
なにがいけないのか。
相手は営業マンです。
簡単には断らせてはくれません。
もう一度商談できませんか?と言ってくる
相手も必死です。
営業マンは1ヶ月に1棟契約してもらうために、商談しているお客様の数は限られています。
プランや見積もりを作った労力を考えれば簡単には引き下がってくれません。
提案資料を返却してくれと言ってくる
そのハウスメーカーの機密情報や見積もり金額が他社にバレるとまずいという口実で提案資料を返却して欲しいと言ってきます。
「行くのはイヤです」と言うと。
「自宅へ回収に伺います」と言ってきます。
なんで負けたのか理由を聞いてくる
これは非常にストレスがたまる質問です。
相手の営業マンが納得する理由を説明しない限り、食い下がってきます。
「金額がもう一社の方が安かった」と言えば、
「じゃあ安くします」と言ってきます。
断るハウスメーカーでは絶対にできない商品を採用したのであれば断りやすいですが、断る理由は間違えると大変なことになります。
自宅に乗り込んでくる
商談を進めている場合は、正確な住所は相手に伝わっているでしょう。
自宅の前で帰宅を狙って訪問してくる場合もあります。
恐いですね・・・。
このような感じで、しぶとく営業をしかけてくるので注意しないといけません。
なんで簡単にあきらめてくれないのか
この営業マンの気持ちを知ることが重要です。
時間がかかっている
プランや見積もり、役所調査など一組のお客様商談するだけでも何時間〜何十時間と時間を使います。
すごく労力がかかるため、ただでは引き下がりません。
上司に追い込まれる
営業マンは家を売ってナンボです。
そのハウスメーカーの上司がプレッシャーを与えていたら必死で営業してきます。
金額次第でどうこうなるのであれば、ガンガン値引きや訪問をしてきます。
今月契約しないとクビになる
この御時世にクビになる会社なんて・・・。と思うかもしれませんが、家は簡単には売れないため、何ヶ月も契約が無い営業マンはたくさんいます。
クビにならなかったとしても、
「今月売れないと会社にいられない!」と追い込まれている営業マンはたくさんいます。
契約できるかどうかは紙一重を知っている
何千万円のお買い物なので、慎重に吟味してハウスメーカーを決めているお客さんが多いと思われがちです。
しかし、実際お客様の立場で商談をすればわかりますが、ハウスメーカーを見れば見るほど順位が明確になっていき、じっくりというよりは感情で決めている人のほうが多いはずです。
しかも、大きな買い物になるので、すごく不安になります。
この紙一重の差をついてひっくり返せると知っているハウスメーカーの営業マンは多いので最後まであきらめてくれません。
それでは、断るときにどうすれば良いのでしょうか。
ハウスメーカーを断るおすすめの方法
非常にシンプルな方法です。
それは、
【契約金を支払って、契約したあとに、断りの連絡をいれること】
これです。
契約金を支払って契約をしてしまえば、そのあとに、断ると違約金などが発生します。
つまり、他のハウスメーカーを断るときには、
「いろいろやってもらいましたが、他のハウスメーカーにすることになりました。ありがとうございました。昨日、○○ハウスさんと契約をしました。」
とはっきり伝えましょう。
この契約をした事実を伝えるのは非常に重要です。
契約をするまでは、他のハウスメーカーから連絡があっても検討中と伝えていたほうが良いくらいです。
営業マンに直接断りづらい場合
直接連絡して断りづらい場合は、
営業所に連絡をする
さすがに営業マンに直接断りづらい場合は営業所へ電話します。営業所の電話に出た方にお断りをする方法です。
直接話がしづらい人には営業所への電話で断るのもひとつの方法です。
その営業所を管轄する支店に連絡する
営業所をとりまとめている支店が必ずあります。そこには、設計士や総務課などの営業と関係ない社員がたくさんいます。ここに電話をして断りましょう。
こうすれば、ストレスはずいぶんと軽減されます。
ただ、先ほど書いたように、営業マンもそれなりの時間を使ってあなたのために提案してくれていますから、感謝の気持ちを伝えながら直接断る方がよいと思います。
メールで断るのはダメ
メールやラインなどの文字で断るのはやめましょう。
相手を刺激して電話や訪問攻撃に遭うことは目に見えています。
断るためのツール利用せずに言葉で伝える方が良いです。
契約が決まったら、いよいよ夢のマイホームの詳細に入っていきます。
契約はまだまだ家づくりのスタート地点ですから、ストレスなく移行できるようにしていきましょう。
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