人生を決めるといっても過言ではない住宅ローン。
借り換えをしない限りは、何十年も支払っていく銀行のチョイスになりますから慎重になります。
事前審査から銀行決定までのイメージ
自分で銀行に通って審査をしてもらうのは時間的な効率が悪すぎます。
前提としてハウスメーカーの営業担当者がおすすめしてくる銀行の事前審査からスタートします。
他にも家を建てた先輩の声を聞くと、気になる銀行が出てくることもあるでしょう。
ちょっと話を聞いてみたい銀行があれば審査の用紙を用意してもらいましょう。
事前審査の記入用紙は銀行ごとに違います。
何度も何度も同じようなことを記入するのは大変ですが、一生のことですから頑張ってやりましょう。
事前審査の結果が出揃ったら、
- 借り入れ可能額
- 金利
- 事務手数料
- 繰り上げ返済手数料
- 保証料の金額
- 団信
この6つを把握してから他に良い条件の銀行が無いか。
気になるようだったら自ら銀行へ出向いたり、情報収集したりしてみましょう。
銀行手続きの全体像
事前審査
いくつでも好きな数を行うことができます。
期間は1〜7日間くらいです。(自営の場合は14日くらいかかる場合もあります)
イメージは2〜5行くらいの審査の結果を集める感じです。
この事前審査の結果で、借りる銀行を1つに絞ります。
本申し込み(本審査)
1つの銀行に絞り、本審査へ進みます。
期間は14日くらいです。
この段階では土地・建物の契約書が必要だったり、借り入れ金額を明確に決めなくてはならない場合もあります。
ろうきんやJAなど一部の銀行では契約書が必要でない銀行もあります。
土地を購入するからすぐにやらなければいけなかったりしますが、基本的には着工までにやれば大丈夫です。
つなぎ融資申し込み
ハウスメーカーへ支払う着工金や上棟金などの工事中間で必要なお金を払わなければならない場合の手続きです。
本来、住宅ローンは建物完成時に借り入れできるものなので、銀行によっては、完成時に借りれるお金を前借りする必要があります。
それがつなぎ融資です。
金消契約(住宅ローンの契約)
住宅ローンの契約です。
この時点ではほとんどすべてのことが決まっていますから、ただ必要な書類を集めて記入をすることです。
新住所への住民票の提出が求められることがありますので、必要な書類は確認しておきましょう。
銀行ごとの特徴
都市銀行
三菱UFJやみずほ、りそななど全国どこへ行っても、店舗がある大手銀行です。
大手だけあって、交渉して金利が低くなったり、借り入れ額が増えたりすることはありません。
ミックス住宅ローンや手厚い保障を月額で支払えたり他の銀行にはあまりないサービスがあります。
はっきり言って、上場企業の社員や公務員の方が借りるときに条件が良くなる銀行です。
自己資金がたくさんある人、上場企業でもない人は
地方銀行
地元では大きなブランドがある○○銀行です。
○○には県や市の名前が入ったりします。
地域での競争によって、良い悪いがかなり変わってきます。
会社の同僚や家を建てた先輩がどんな銀行で借りているかを聞いてみて検討するのが良いでしょう。
銀行にもしっかり担当者がいて、ハウスメーカー側としては、この銀行担当者のレスポンスの早さなどで使える、使えないというのを判断していることが多いです。
信用金庫
はっきり言って、良い悪いがかなり出ます。
信用金庫の職員は毎日カブに乗って顧客訪問をしています。
住宅ローンは金庫として積極的に行っているところも少ないため、職員の知識が圧倒的に低いです。
唯一、年収に対して、借り入れ額を伸ばしたい。交渉したい場合は可能性が出てきます。
モーゲージバンク
店舗を持たない銀行です。
その分、【金利が極端に低く、手数料が高い】イメージです。
店舗が無いため、やりとりを全て、電話、郵送、メールなどで行わないといけません。期日がある中でやっていくのは厳しい気もしますが、頑張れる人にはお勧めです。
フラット35
金利が35年間変わらないのが特長です。
保証料はありませんが、事務手数料が高かったりします。
推奨されているのは、契約金額の90%で、諸費用も借り入れしたい場合はクレジット会社などで借り入れを起こさないといけないので、自己資金がある方向けです。
また、シンプルに収入に対して借り入れ額が決まってくるため、パートさんや契約社員、自営業や勤続年数が1年に満たない人でも借り入れが出来ます。
まとめ
シンプルに金利だけで判断しない方が良いです。
事務手数料や保証料もとんでもない金額になります。
ハウスメーカーの営業担当者にサポートをもらいながら、仮審査が終わったら自分でも色々と動いて決めていけると良いです。
あとで後悔しないように決めていきましょう。
無料で間取りと見積もりが届くカタログ請求サイト
『どこのハウスメーカーを選べばいいのかわからない!』という方におすすめなのが、資料請求サイトの利用です。
家づくりの面倒なモデルハウス見学や商談、売り込みを省略できるサービスの【タウンライフ家づくり】をご紹介します。
資料請求のカタログとともに、【プラン】と【見積もり】を一緒にゲットできる、顧客のニーズを掴んだサービスとなっています。
しかも、無料でできるのは最強すぎます。
土地がなくてもプランは提案してもらえて、必要があれば土地紹介も受けられる。
家相を気にするのであれば家相も重視した間取り相談もできるようになっています。