ハウスメーカーの担当営業マンから家ができていないのに、「住民票を移動してください」と言われる人がいます。
「え?なんで?まだ家できていないのに」
「そもそも、引越しなんてできないじゃん」
と思われるでしょう。
そして、そのまま市役所に行くと、
「引越しはいつですか?」と聞かれ
「まだです」と言うと、
「じゃあ住民票移動はできません」と言われてしまいます。
住民票移動しないといけない理由
そもそも、引越しどころか家もできていないのに、なぜ住民票移動しないといけないのでしょうか。
それは減税を受けるためです。
つまり、登記するときの登録免許税を安くするためなんです。
登記するときの減税とは
家を建てると登記が必要です。
登記とは、所有者や権利関係に関する登録をすることです。
住宅ローンを利用して家を建てる方は2つの登記の減税が受けられます。
- 所有権保存登記
- 抵当権設定登記
この登記の費用に関わる税金が安くなります。
特に、抵当権設定登記は減税のおかげで1/4になりますからかなり大きいです。
仮に、4000万円の住宅ローンを借り入れすると、16万円の支払いが4万円になりますから12万円も安くなります。
住民票移動と減税に何の関係があるのか
この登録免許税の減税は、マイホームであることが必要です。
つまり、別荘ではダメということですね。
このマイホームかどうかを判断するために新住所の住民票が使われます。
だから、「先に住民票移動をしてください」と言われるわけですね。
ハウスメーカー側の集金のタイミングによって違うこともあるのですが、住民票を移動してくれと言われたら、自分が減税を受けるためだと理解すると良いと思います。
市役所に行って何と言えば良いのか
ここまで、減税を受けるために、先に住民票移動することは理解いただきました。
しかし、問題は市役所です。
市役所の職員は引越ししてからでないと住民票移動ができません。
ですから、「いつ引越しですか?」と必ず質問してきます。
そして、この質問に対して、
「まだ引越ししていません」と言うと住民票移動ができなくなってしまいます。
じゃあどうすれば、良いのか。
【今日、これから引越します】と伝えるしかありません。
工事中だろうが、役所の職員が現地確認することはありませんから、減税のために、言うしかないのです。
これが、イヤな人はもちろん、正規の税金を支払うこともできますし、最終金をつなぎ融資を組むなど方法はありますのでご安心ください。
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