ハウスメーカーを決めて契約したのはいいけど着工までの流れがよくわからない。
という方が多いです。
ハウスメーカーごとに少しずつ違う点はありますが、やることはほとんど変わりません。
着工までに決めなければならない内容
何事も言われるがままに進めていては良い家づくりはできません。
決めるべき内容を先回りして考えておくことが良い家づくりをするためです。
建物の計画の打ち合わせ
これは言うまでもないでしょう。
ここに一番注力しなければ満足した家づくりにはできません。
- 間取り
部屋のレイアウトです。サッシの位置や建具の開き方などほとんどが反映されるので神経を尖らせましょう。 - 窓やコンセント、棚などの家の中身
平面図上で記載される内容を決めていきます。ここの打ち合わせは平面を立体で考えてイメージしたほうが失敗しにくくなります。コンセントの高さなどかなり細かな部分も決められます。 - キッチンや風呂などの住宅設備の内容
実物などをショールームで見学して決められることがほとんどです。ハウスメーカー側から提案が無くても街の中にある設備メーカーのショールームに足を運んで必ず現物は見て決めましょう。ショールームは予約をしないとスタッフが対応してくれない場合があるので気を付けましょう。 - 色や素材選び
これに関しては、画像検索やSNSを利用してイメージをハウスメーカー側に伝えたほうが間違いが無いです。コーディネーターさんがいる場合は、カーテンやキッチンの扉などインテリアを連動して決めていきましょう。
家具のチョイス
「えっ?家具?」と言われる方もいると思います。
見落としがちですが、間取りに影響します。
建物の間取りに合わせて家具を選ぶのではなく、新居に合わせて置きたい家具があるからこそ早めに購入する家具を検討していきましょう。
家電の検討
こちらも家具と同様です。
白物家電と呼ばれる冷蔵庫や洗濯機などは大型のものも増えてきています。
どんな家電を購入するのか。今使っている家電の寸法は把握した状態で間取りを打ち合わせするべきです。
銀行の選択
支払いに関わる部分です。
ここを営業担当者にお任せしてしまうと一生が変わってしまう可能性もあります。
万が一、銀行のチョイスを間違えた場合は借り換えることも出来ますが、入居後だと営業担当者が虚力してくれないかもしれません。
だからこそ、住宅ローンに詳しくなりましょう。
「でも、そんなの難しくないの?」と思う方もいると思います。
しかし、決める要素はそれほど多くありません。
- 金利
毎月の返済額に関わる部分です。3,000万円の借り入れだと金利が0.5%変わるだけで総支払額が300万円も変わってしまいます。金利が一番低い銀行にする。これがシンプルで王道です。 - 事務手数料
最近は民間金融機関以外にモーゲージバンクと呼ばれる店舗を持たない銀行が存在します。住宅ローンを借りる際の事務手数料は3,000万円の借り入れだとしても3万円くらいのところもあれば70万円くらい必要な銀行もありますので注意が必要です。フラット35の場合はこの事務手数料が高額です。 - 保証料
フラット35や、ろうきんだとこれはかかりません。しかし、ほとんどの民間金融機関が金利上乗せや一括払いで支払わなければなりません。こちらも普通に支払うと何十万という金額になります。保証料も確認しましょう。 - 団信
団体信用生命保険です。借り入れする人が死亡した場合や高度障害になった場合には残りの住宅ローンがなくなります。これに加えて、生活習慣病などの補償が手厚い銀行も増えてきています。この補償は差がわかりやすい部分です。 - 繰り上げ返済手数料
大手都市銀行やフラット35ですと、ネットバンク利用などで無料のところが増えています。地方銀行の場合は手数料を取るところは未だにありますので、積極的に繰り上げ返済をしたい方は注意が必要です。
外構の打ち合わせ
ハウスメーカーに頼む場合、自分で探して頼む場合。この2つがあります。
「外構の計画は家が出来てからでしょ。」という方もいますが、建物の打ち合わせと並行して行うことをお勧めします。
特に敷地内や道路との高低差がある場合はなおさらです。
よくあるトラブルは、
- 建物との高さのバランスが悪い
- 敷地内配管などとの関係
照明の打ち合わせ
最近はネットショッピングでおしゃれな照明器具が購入できるようになりました。
ハウスメーカーに勧められるままに決めるのでは無く、おしゃれな照明器具が無いか。
気にしておきましょう。
カーテンの打ち合わせ
内装の色とのバランスが大事です。
最近では、外側に開く横滑り窓なども増えてきました。
このせいで室内側に網戸がつきます。網戸とカーテンが干渉してしまうこともありますので、早めにカーテン屋さんなどに相談しましょう。
カーテンはハウスメーカーのコーディネーターさんに頼む方が賢明です。
エアコンをどうするか
エアコンは、
- 全館空調にする
- ハウスメーカーにエアコンを頼む
- 自分で家電屋で買う
があります。
- 室外機との位置関係やスリーブの位置は重要になってくるので特に、自分で購入する場合は早めに電気屋さんに相談するようにしましょう。
- 今回は決めておくべき内容について記載しました。
- 家の場合は連動して影響することも多いです。
- とにかく、先手先手で動いていくことが良い家づくりをするために非常に重要なことになっていきますので、早い段階からハウスメーカーの担当者に相談していきましょう。
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