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固定資産税を安くお家作りがしたいな
今回はこんな疑問を解決します。
この記事を読むとわかること
- 固定資産税を安くする方法
- 固定資産税のいろんな疑問の解決
- 一体いくらかかるのか?
この記事を書く私は、住宅業界歴16年の家づくりセカンドオピニオンのぽりんきです。
記事の執筆者
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今回は【知らないと損】固定資産税が安いマイホームを建てる方法を徹底解説していきます。
固定資産税を安くしたい悩み
よく個別サポートしている方からも、
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固定資産税っていくらくらいですか?
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固定資産税を安くする方法を教えてほしい
ご相談をいただきます。
当然心配ですよね。
住宅ローンの支払いもあるのに、固定資産税が高すぎたら困ってしまいます。
もしかすると、みなさんも、
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固定資産税を安くする方法を知りたい!
って思いながら、
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税金って難しそうだからまあいいっか
ってなっていませんか?
固定資産税の仕組みとか税金が少しでも安くなる方法を知らないと、固定資産税の支払に一生苦しめられる
ことになってしまいます。
・固定資産税について学ばなかったせいで毎年届く納付書がストレスになる
・年に1度は行きたかった家族旅行に行けない
・たまには贅沢に、家族で外食したくても、節約しないといけなくなる。
もしかしたら、
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税金って難しいから。勉強したくないよ!
このように思っているかもしれません。
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でも、ご安心ください。
そんなあなたに、
・固定資産税の計算の仕組み
・どんな仕様や設備を選ぶと固定資産税が高くなってしまうのか?
・そもそも固定資産税は一体いくらくらいかかるものなのか?
・市区町村の家屋調査をはやく終わらせる裏技
・カーポートについての勘違い
・意外と知られていない市区町村がやらかしてしまうミス。
・6年前に自宅を建てた私のリアルな固定資産税額
をご紹介していきます。
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固定資産税について一発で理解したい!
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固定資産税が安い家を建てる方法が知りたい!
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高い税金を一生払い続けるのは絶対に嫌だ!
このように思っているのであれば今回の動画はかなり貴重な内容になっています。
それだけ知っているか知らないかで差がつく内容になっていますので楽しみにしていてください。
私はこれまで住宅業界15年以上経験し、国家資格の二球建築士や宅地建物取引士を保有しています。
税理士の資格はないものの、家づくりには税金の知識が絶対に必要なため、贈与税や相続税、今回紹介する固定資産税について日々学び続け、たくさんの相談に乗ってきました。
今回はみなさんが気になる固定資産税の知識を全てお伝えしていきます。
固定資産税が何を基準に決まるか?
固定資産税の納税額は何を基準に決まるかわかりますか?
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そんなの、家の価値で決まるんじゃないの?
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はい。まさにその通りです。
固定資産税を決める課税標準額=評価額の勘違い
課税標準額と=家の価値を金額に表したもので決まります。
それにしても、この評価額。
例えば、建てた時の家の値段が高いなら当然、固定資産税も高いだろうっていう勘違いです。
みなさんこんなことを聞いたことはないでしょうか?
家の評価額は、建てる時に支払った金額のだいたい6割くらい。
つまり、2000万円で建てたなら評価額は1200万円くらいだろうっていう話です。
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大体で言ってるんだからそんなものじゃないの?
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いいえ。これは完全に間違っています。
固定資産税を決める課税標準額=評価額の考え方
例えば、
ひとつは、4LDKで延べ床面積40坪の家。もうひとつは、この40坪の各お部屋以外に、2階にセカンドリビングや書斎、ゲーム部屋、をつけた7LDK延べ床面積60坪の家では一体どちらの方が家の評価額は高いでしょうか?
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40坪と60坪の家?そんなの60坪の家の方が評価額も高いに決まっているじゃない!
それはそうですよね。
じゃあ、次です。
次は、延べ床面積は同じだけど床や壁は一般的なフローリングやクロスで作った普通の家と、玄関の床に、大理石を敷いたり、壁をクロスではなくて、石を貼った豪華な家。どちらが家の評価額は高いでしょうか?
と、聞くまでもなく、豪華な家の方が評価額が高いですよね。
じゃあ今度は、家を建てた時の金額です。
全く同じ仕様で、延べ床面積も同じ40坪。もちろん間取りも同じ。しかし、建てる時のハウスメーカーは、ローコストメーカーで2000万円。とハイコストメーカーで3000万円建てる時の金額は1000万円違いますが、全く同じ床面積で、同じ仕様の場合は、家の評価額はどちらが高いでしょうか?
それは、同じのはずですよね。
固定資産税を決める家の評価額は、単純に大きい家は高くなりますし、仕様が豪華な家も高くなります。
だからさっきの話に戻ると、
家の評価額は、建てる時に支払った金額のだいたい6割。
つまり、2000万円で建てたなら評価額は1200万円くらいだというのは間違いで、
家の大きさと仕様によって、家の評価額は変わってくるんです。
私も実際に話を聞きにいったことがあるんですが、家の評価額は、建てた時の金額の4割くらいだったよという方もいれば7割くらいだったという声もあります。
確かに、面積や仕様によって価格は変動するけれど、建てた時の値段で固定資産税が決まるってことはないんですね。
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家の大きさと仕様で評価額が決まるのはわかった。
そもそも、固定資産税ってどういう計算式で決まるの?
つまり、家の評価額が1000万円だったら、14万円です。
そして、もう一つ、都市計画税は0.3%つまり、3万円です。
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え?都市計画税なんて聞いたことないよ!
このような方もいることでしょう。
実は、みなさんが言う、固定資産税を払うって言うのは、正しくは、固定資産税と都市計画税を払うってことなんです。
だから、14万円と3万円で合計17万円。これが固定資産税になっています。
法律では都市計画税が0.3%と決まっていますが、私が住んでいる市では、0.25%になっていて、少し低くなっています。
ちなみに、ちょっと余談ですが、
この都市計画税、
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払わなくていい場合も、あるんです!
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え、そんな裏ワザあるなら教えてよ!
都市計画税を払わない場合、それは市街化調整区域に家を建てることです
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市街化調整区域ってなにそれ?
難しくてよくわかりませんよね。
簡単に言うと、市区町村の中でも、市街地ではないところです。この写真のように田んぼが広がっているところありますよね。あのエリアです。
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おおよそ10年間市街化を促進しない地域として決められたエリア。それが市街化調整区域です。
農家の息子だったり、実家がある人にとっては建築で、それ以外の方が家を建てるのはできない地域です。
しかし、ずっと昔から宅地だった土地に関しては、誰でも建てられるチャンスがあります。
他にも、非線引き区域と言って、市街化区域と市街化調整区域を分けていない場所もあります。
これから土地を探す方は、なかなか見つけるのは難しいかもしれません。
ここまで、固定資産税の仕組みについて理解いただきました。
固定資産税を安く抑えるための方法
いよいよ固定資産税を安く抑えるための方法をご紹介していきます。
ここからお伝えすることを順番に押さえて言けば、どうすれば固定資産税が安くなるのかが分かります!
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと一つ目は構造
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構造ってなに?
って思う人もいるかもしれません。
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構造とは、建物の骨組みが木か鉄かコンクリートか?ということ
全く同じ間取りの家だとしてもこの構造によって建物の評価額が違います。
木造と軽量鉄骨は同じ。
次に重量鉄骨。
そして、コンクリートの順番に評価が上がっていきます。
さらに、ここで家の価値についても話していきます。
建物の価値は構造でも違うんです。
木造と軽量鉄骨は25年と言われています。
しかし、重量鉄骨は45年でコンクリートの建物はもっと長いです。
例えば、木造です。
木造を建てた場合は、どんどん価値が下がっていき20%まで下がっていきます。
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え?どういう仕組みで下がるの?
実は、家は3年ごとに建物の価値が下がっていきます。
これを評価替えと言います。
下がっていくと言っていますが、評価替えはあくまで、再建築価格を参考にされます。
最近は物価上昇がすごいですよね?
だから築年数が経っても、再建築価格が物価上昇のせいで上がった場合は、つまりもう一回同じ家を建てると金額が上がるので、安くなるとはかぎらないことも注意してください。
まとめると、構造が安いのは、木造と軽量鉄骨造、そして重量鉄骨、コンクリートという順番になっていきます。覚えておきましょう。
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと二つ目は階数
ここで、質問ですが、全く同じ延べ床面積30坪の家を建てた場合
平屋建てと、2階建てと3階建てどの建物の評価額が一番安いでしょうか?
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やっぱり建てる時に一番安いのは、2階建てだから、2階建なんじゃない?
今までもたくさん、いろんな方に質問しても、みなさん、2階建てと回答する方がほとんどでした。
実際には外壁の量や間取りによるので一概には言えませんが、3階建てが安くなる傾向にあるようです。
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え?嘘でしょ?
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私も最初聞いた時は驚きました!
平屋や2階建と比べてなぜ3階建ての評価額が安くなる傾向になるのかというと
基礎や屋根の面積が小さいからです。
反対に平屋は基礎と屋根の面積が2階建て、3階建てと比べると明らかに大きくなるので高くなります。
最初にもお話ししましたが家の評価額って建てる時の見積りとは全く関係ない感じですよね。
ちょっと納得いきませんが、1番安いのが3階建て、次が2階建て、そして平屋の順に高くなっていきます。
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと三つ目は屋根勾配を緩やかにする
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屋根勾配?
初めて聞いた言葉かもしれません。
屋根勾配とは、屋根の角度のことです。
住宅の場合は4寸勾配などと、表現します。
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4寸勾配とかよくわかんないよ!
って人がほとんどだと思います。
4寸とは、三角形であらわすと、横に10Mに対して高さが4M上がる角度をいいます。
角度としては、約21度になります。
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よく住宅地で見る家の角度は4寸勾配が多いです。
これが、5寸勾配になれば角度は約26度。
先ほどの4寸勾配よりも急になります。
こうなると当然外壁の面積が増えるので高くなります。
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固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと四つ目は軒の出の長さを短くする
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もしかしたら、軒って聞いたことあるけど、イマイチわからないなぁ!
という人もいるかもしれません。
軒とはこの画像のように、屋根が外壁よりも出ている部分のことです。
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この軒が長いと屋根の面積が大きくなるので評価額も高くなります。
最近だとこの画像のように、軒の出がほとんどない。スタイリッシュな軒ゼロの外観の家も流行っています。
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だから、軒の出が短い家は固定資産税も安くなります。
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと五つ目は建物の幅と奥行きの差を小さくする
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どういうこと?
って思われるかもしれません。
こちらの画像をご覧ください。
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同じ床面積100平方メートルの家でも、10M×10Mの100平方メートルの家と極端ですが、1M×100Mの建物では外壁の量が変わります。
つまり建物が長方形になればなるほど外壁材の量が必要になってくるんですよね。
ちなみに、我が家は、奥行き12メートル✖️幅が6メートルで2対1の割合の長方形です。
だから、外壁面積が多く割高な家です。
とはいっても、土地の形が長方形なので、正方形に近い建物を建てられたら良いですけど仕方ないですね。
それでは、次に、仕様です。
建物を構成する仕様がどんなものが安いのか?それぞれポイントが低い順。
つまり安い順にランキング形式で紹介していきます。
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと六つ目は屋根材を選ぶ
屋根材はいろいろあるんですが、6つの素材に分けてみました。
順位をつけると、
第五位ガルバリウム鋼板1.2万
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第四位スレート1.3万
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第三位FRP防水の陸屋根1.5万
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第二位瓦1.7万
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そして第一太陽光一体型屋根2.3万です。
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太陽光一体型屋根はすごいですね。ガルバリウム鋼板の約2倍の点数がついています。
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと七つ目は外壁材を選ぶ
外壁は4つに分類してみました。
順位をつけると、
第四位塗り壁0.5万
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第三位ガルバリウム0.6万
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第二位サイディング0.7万
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第一位はタイル1.1万です。
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外壁は屋根と違って、一般住宅でも200平米程度と言われ、面積が広いです。
4位の塗り壁と1位のタイルでは、ポイントが倍以上違うので、税金が気になる人は、タイル以外がおすすめですね。
固定資産税を安くする8つめは内壁材を選ぶ
つまり、室内の壁や天井の素材です。
室内の素材はたくさんあってキリがないですが、みなさんが選ぶ可能性が高いものを5つ選んでみました。
第5位はクロス0.5万
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4位は木を貼る仕上げ1万
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3位塗り壁1.7万
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2位タイル2.1万
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そして1位は石ばり、5.5万でした。
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壁や天井の仕上げ材はこんな感じです。
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと9つ目は床材を選ぶ
床は4種類の素材でランキングをつけました。
4位モルタル0.1万
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3位、フローリング0.5万
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2位は畳0.7万
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そして1位はタイル1万円です。
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床に関しては、誰もが予想できるランキングなりましたね。
ここまで家の素材についてご紹介しました。
素材によってかなりポイント差があるので、素材選びには注意してください。
固定資産税を安くするために知っておかないといけないこと10個目は、固定資産税が高くなるオプションを知ること
この高くなるオプションを知らないせいで、固定資産税がとんでもない税額になってしまうんです。
順番に紹介していきます。
固定資産税が高くなるオプション床暖房
初めに床暖房14,260です。
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冷え性だから、床暖房欲しかったのに!
このように思う方も多いはず。
床暖房は冷え性の方には必須の設備ですが、フローリングの4倍くらいのとんでもないポイントがついています。
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とあるハウスメーカーだと全館床暖房標準装備なんていうところもありますが、固定資産税は高額になってしまうでしょう。
で、この14,260ポイントとか言われてもよくわからないと思うので、計算してみました。
反対に、リビングの10畳だけ床暖房を入れると、約4,000円くらいアップしますね。
固定資産税が高くなるオプション太陽光
他にも、太陽光発電です。
先ほど太陽光一体型屋根の話をしましたが、太陽光一体型屋根は評価額の対象になってしまいます。
一体型ってどういうこと?知らない方もいらっしゃると思うので、説明すると
普通は、 こんな感じで屋根の上に太陽光パネルを載せるじゃないですか。
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そうじゃなくて、太陽光パネルが屋根になっちゃっているんです。
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屋根の上に載せていると家電の扱い。
これがガルバリウムの2倍近いポイントになっているので、めちゃくちゃ高いんですよねー。
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これは知らなかった!
って人も多いんじゃないでしょうか。
ハウスメーカーの営業さんから、屋根と一体なので、屋根に載せるよりも、おしゃれですよーってアピールされると思いますが、実は支払う固定資産税が高くなってしまうんです。
例えば、30坪くらいの総二階の屋根で実際、ガルバリウム鋼板の屋根と太陽光一体型屋根の家を比較してみると、年間で15,000円くらい固定資産税が変わってきます。
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じゃあ、太陽光は、屋根の上にのせた方がいいのね。
デザイン性は劣りますが、固定資産税を考えると屋根の上に載せた方がいいですね。
でも、注意が必要なのは、償却資産税です。
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償却資産税?
まぁた難しい言葉が出てきました。
太陽光を売電目的で10KW以上載せてしまうと、償却資産税という税金がかかる可能性があります。
なんだか難しい話になってきましたが、
簡単に言うと、売電目的じゃなくて、自宅の電気をまかなう目的なら気にしなくてOKです。
固定資産税が高くなるオプションはエアコンです。
エアコンは壁掛けエアコンだったら、家電扱いなので、固定資産税の対象外です。
しかし、注意しないといけないのは、天井埋め込みエアコンです。
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これは、建物と一体になっているので課税対象です。
固定資産税が高くなるオプションバルコニー
バルコニーは48,270ポイントです。
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6畳だと年間で約8,000円程度固定資産税が高くなります。
最近バルコニーを設置する人は減っています。
ただ、一方で、
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乾燥機に頼らず天日干ししたいんだ!
って人もいらっしゃいます。
バルコニーをつけたい人は、固定資産税も意識しながら広さをご検討ください。
固定資産税が変わらないオプション食洗機
また、食洗機があるかないかで固定資産税は変わりません。
キッチンはあくまで幅や奥行き。つまり、大きさで違います。
食洗機なのか?引き出しなのか?よって固定資産税は変わりませんので覚えておいてください。
固定資産税が極限まで安くした家を考えていきましょう
まず構造は木造、もしくは軽量鉄骨造にしましょう。
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そして屋根はガルバリウム。
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次に外壁は塗り壁を選びます。
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屋根勾配は緩やかに箱形。
軒のでは軒ゼロに。
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室内は基本的にはクロスとフローリング。
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玄関はタイルをやめてモルタル仕上げにします。
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あとは、
床暖房は我慢して、太陽光は乗せるなら、一体型じゃなくて、屋根の上に。
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エアコンは壁付けにして、バルコニーをなしにしたら固定資産税の安い家の完成です。
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とはいえ、固定資産税ばかり気にしていたらつまらない家づくりになります。
太陽光や床暖房、バルコニーなど税額に大きく影響がありそうなところをご検討すればいいと思います。
また、外壁は税額は上がりますが、タイルを選んでおけば、将来的なメンテナンス費用を、抑えることができます。
だから、外壁や屋根はメンテナンスも含めてご検討ください。
ところで、
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そもそも、家の評価額ってどうやって決まるの?
このように疑問に思う人もいるでしょう。
固定資産税の評価額は一般的に家屋調査で決まる
家屋調査聞いたことあるって方もいるでしょう。
全国たくさんの市区町村があるので、決まったやり方はありませんが、私の住んでいる市では、家のポストにハガキが入っていました。
そこには、「家屋調査の日程予約をしたいので、市役所まで電話ください」と書いてあります。
電話で日程調整をすると当日、市の職員が見にきます。
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私の時は、2名でいらっしゃいました。
当日、図面と仕様書を用意くださいと言うことだったので、コピーを用意しました。
カンの鋭い人なら、ここまで聞けば、固定資産税がどうやって決まるかがわかってきたでしょう。
固定資産税は、図面と仕様書で建物の間取りや壁や屋根の数量を。そして、仕様書で建物がどんな素材を使っているのか?最後の決め手は、家屋調査で細かいところをチェック。
こうやって決まっていくんです。
だから、先程も言いましたが、家を建てた時の金額の6割くらいが固定資産税評価額の目安なんだよ。
なんて言う人もいますが、購入代金は全く関係ありません。
ハイコストメーカーで建てようが、ローコストメーカーで建てようが関係ないってことですね。
ネットで色々な口コミを見ていると、
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うちの評価額は、購入金額の3割だった。
という人もいれば
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7割くらいだった
という人もいる。
市区町村の評価額の計算の仕方が違ったり、購入時に高かったか安かったでただ割合が変わっているだけなんですね。
話を戻して、家屋調査当日は、大体1時間くらいで、一人の人が、固定資産税の仕組みや住宅ローン減税を受けるために、確定申告してくださいなどと話をしてくれて、その間にもう一人が家の中を見学にします。
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他人に家の中を見せたくない!
そんな人は
家屋調査を拒否することもできます。
自宅のポストに届いたハガキから役所に電話をして、家屋調査を拒否する理由を
例えば感染症にかかるかもしれないのが心配なので遠慮したいです。などはっきりと伝えしないといけません。
それは、なんだと思いますか?
実は固定資産税が高くなる可能性があります。
家屋調査を拒否すると、図面と仕様書を役所に郵送するように言われます。
家の中が見れないので、図面と仕様書だけで判断するしかありません。
でも、仕様書には商品名しか書いていないので、グレードを判断するのは難しい場合があります。
例えば、ハウスメーカーで建てると市場に出回っていないオリジナル商品があるので、仮にスーパーフローリングって書いてあっても、突板なのか、それより高い挽板なのか、無垢フローリングなのか?わかりません。
この場合、役所のほうでどれになるのか?素材がわからないものは中グレード以上で評価されてしまうようです。
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それなら、そもそも図面とか送らなければいいんじゃないの?
鋭いですね。私も同じことを考えました。
なんだか、恐ろしいですね。
死ぬほど嫌でなければ一度きりなので、家屋調査を受けてしまうのが賢明です。
固定資産税を決める家屋調査の実体験
それではここからは6年前の私の家屋調査の実体験をお話しします。
家屋調査って実際どんな感じなのか?気になっていたのでワクワクして当日を迎えましたが衝撃的でした。
よくコンセントの数を数えるとか、ウワサがあるのですが。全然見ない。
素材によって建物の評価が違うわけですから、市の職員としても見落としがないように、じっくり見るのかなと思っていたんですよ。
それが全然違いました。
どんな感じかと言うと、それじゃあ家屋調査を始めていきますと言って、前を職員が歩き、私が後を追いかけます。
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なんだこれは・・・?見るスピードがとんでもなく速い。
私の家もそれなりにこだわって建てているわけです。
しかし、速すぎました。
延べ床面積40坪の家を5分もかからないスピードでさーっと見ておしまいです。
いくら家を見ることに慣れているとはいえ、そんなので、本当に正当な家屋調査ができるのか?疑問に思うレベルでした。
固定資産税を決める家屋調査のアドバイス
ただ、一つ、これは言っていいのかわかりませんが。
家屋調査を受けた実体験からアドバイスすると、ヒアリングに注意です。
このフローリングは、無垢フローリングですか?とか、あの木目の天井は本物ですか?みたいに聞いてきます。
あとで、これってなんで聞くんだろう?って考え直したんですが、
うちはこの動画でも紹介している通り、1階はメープルの無垢フローリングなんですが、2階は突板フローリングです。
1階と2階のフローリングは市の職員もちょっと違うなって思ったんでしょう。
時間としては、大体1時間かからないくらいで帰っていきました。
建物の中を見ている人よりも、一階で説明している人の話が長かったですね。
固定資産税を決める家屋調査について衝撃のニュース
家屋調査について調べたんですが、衝撃のニュースを知りました。
それは
平成21〜23年までの3年間で97%の市区町村が納税額を間違えていました。と発表しているんです。
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え?97%ってほとんどじゃん
合格率97%の試験って言われたら、ほぼ合格しますから、とんでもない数字ですよね。
だから、あなたの住んでいるところでも誰かの家の納税額は間違えてしまっているんです。
実際に、館山市はシステムに539万円と入力すべきところ、誤って1,390万円と入力したせいで、14年間で、合計1億351万2,800円の固定資産税と都市計画税の過大徴収を行ったり(2016年11月26日付け千葉日報)
武蔵野市は、家全体を鉄骨鉄筋コンクリート造と間違え、利息を含め約2億6,000万円を返還することとなったり(2017年8月8日付け東京新聞朝刊)。
他にも、
静岡市は、駐車場の土地に、安い路線価を適用すべきところ、これを見落としてしまい、所有者109人に対し、20年間で約2億1,700万円の固定資産税の過大徴収を行ったそうです。
今ご紹介したのは、新聞に載るレベルの大きな返還ですが、こんなことが起きてしまっています。
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なんでこんなミスが起きるの?
このように疑問に思う人がほとんどでしょう。
計算ミス
入力ミス
数値の適用ミス
誤った形上ミス
とミスするポイントもたくさんあります。
冷静に考えれば、市区町村と言っても、建物や土地などものすごい数があります。
これを人力で管理しているのでそりゃあミスも起きますよね。
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チェックって言われてもどうやってやるの?
このように思うかもしれません。
実は、評価がおわってから役所に行けば課税台帳の閲覧ができます。
台帳が出来上がるタイミングは家屋調査の時に説明があるので、しっかりと聞いておきましょう。
そして、万が一間違っていたら、異議申し立てもできます。
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ちょっと待って!合っているか間違っているかなんてそんなのわかるわけないじゃん。
確かに、細かい計算ルールがあるので、その計算式までチェックできないでしょう。
なので、次の2点を見るようにして下さい。
ひとつめが構造です。構造は先ほどの事例でもあったように、木造のはずなのに、コンクリートになっていたなどです。
そして、二つめは面積です。延べ床面積の間違いは住宅会社からもらった確認申請書や登記簿を見ればわかるので、持参してチェックしましょう。
先ほど、建物の評価替えの話をしました。
評価替えとは3年に1度建物の評価を見直すタイミングがあり、次は2024年度になります。
この時に、建物の評価がされて、台帳に記載される4月1日から3ヶ月以内なら審査委員会で不服申し立てができます。
すでに家を持っている人も、これから家を建てる人も築3年経ったらじゃなくて、2024年に一律評価替えされるので覚えておきましょう。
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そもそも固定資産税っていったい、いくらくらいかかるの?
ここが一番気になるところですよね
我が家の固定資産税を公開します
それではお待ちかねの我が家の税金をお伝えします。
こちらの動画でバッチリ紹介していますが、我が家は延べ床面積はちょうど40坪で、木造で建てました。
うちの場合は建物の評価額がおおよそ870万円でした。これに税率をかけると、固定資産税と都市計画税はそれぞれ約121,800円と21,800円で合計は約143,600円になります。
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高すぎない?もしかするとこのように感じてしまった方もいるかもしれません。
実際には、ここから、120平方メートルの約36坪分は約5万円くらいの減税を受けられたので、年間の納税額は合計が94,000円くらいでした。
これを4回の分割または、一括で支払います。
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そういえば、4分割払いじゃなくて、一括支払いだと、安くなるって聞いたことがあるのですがこれはウワサ話で終わっているだけなんですかね?
私の住んでいる市では少なくてもありませんでした。
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建物で9万円も払って、しかも土地も一緒に払うんでしょ?
このように心配になっちゃう人も多いはず。
実は、土地の上に家を建てると200m2まで、60坪の広さの土地は6分の1になります。
60坪以上の土地でも、60坪を超えた部分は3分の1の減税を受けられます。
もし、これから土地を購入する人がいるなら、60坪以内の土地を探すのが一番減税が受けられてお得ですね。
数字ばかりになってしまうので、ややこしいですが、ここではとにかく、
土地の固定資産税は家が建てば安くなると思っておいてください。
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でも、今アパートに住んでいるから、固定資産税はやっぱり負担だなぁ。
こんな意見も多いことでしょう。
固定資産税を支払うためには、住宅ローン減税を利用するのがおすすめです。
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住宅ローン減税って聞いたことあるよ。
こんな人もたくさんいるでしょう。
住宅ローン減税とは、13年間所得税と住民税の控除が受けられる国の住宅支援施策です。
住宅ローンを組んで土地を買ったり、家を建てれば、賃貸では受けられられない控除が数十万円単位で受けられます。
一般住宅の3000万円から長期優良住宅の5000万円まで年間最大で21万円から35万円まで控除が受けられる制度です。
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この控除されたお金を貯めておいて固定資産税を払うのがオススメです。
カーポートに対する固定資産税の勘違い
話は変わりますが固定資産税で、忘れちゃいけないのがカーポートです
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カーポートにも固定資産税がかかるんでしょ?
このように聞いたこともあるでしょう。
よく勘違いする人が多いんですが、実は、カーポートは固定資産税の対象外です。
固定資産税は、3方向以上が壁で囲われていると対象になります。
だから、壁やシャッターで覆われているガレージとか、カーポートでも雨よけを3方向につけてしまったら課税対象になってしまうので気をつけましょう!
固定資産税の家屋調査を早くきてもらう方法
そういえば、先ほど話をしていた家屋調査なんですが、もしかしたら早めに終わらせたい人がいるかもしれません。
知らない人が結構いらっしゃるんですが実は、
事前に電話をすれば早めにきてもらうことも可能です。
その時の電話でのコツは、生活が始まってから、見にこられるのは気になるので、引っ越し前に家屋調査を受けたい。と言えばOKです。
固定資産税に対して思うこと
いやぁそれにしても固定資産税って難しいですよね。
実際のところ、ハウスメーカーで仕事をしているときは私を含めて、固定資産税について詳しく知っている人ってほとんどいませんでした。
税金って難しいし、税理士などの資格を持っているわけでもないので、
間違ったことを伝えてしまっても責任が取れないんですよね。
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私自身も、固定資産税を支払っていて思うのですが、新築時の建物の評価額は一生を決めるほど重要です。
ハウスメーカーの営業はローン減税で固定資産税は払えますよ。と言ってくるかもしれません。
確かにそうかもしれませんが、賃貸だったら払わなくていいお金を一生払い続けることになるので、少しでも安く建てた方がいいですよね?
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私も、今更ながら、もっと安く建てる方法がなかったのかな?
とか考えてしまいます。
私はもう無理ですが、これから家を建てる人が少しでも、固定資産税をお得に建てる方法をお伝えできればと思って、今回の動画を撮ることにしました。
この動画を撮るために、あらためて、固定資産税について勉強しなおし、私が住んでいる市の資産税課の友人に直接聞いて教えてもらいました。
実際、調べる前はカーポートが固定資産税の対象なのかどうか?知識が曖昧だったのでとても勉強になりました。
もしかしたら、市区町村によっても違うかもしれませんが、少なくとも私の市では課税対象外でした。
詳しくは直接役所にご確認ください。
住宅会社各社のホームページから個別に資料請求する方法
好みの外観や内装、後は地域で人気の工務店とか気になる住宅会社に直接資料請求していきます。
こっちの資料請求はそもそも住宅会社の名前を知らないとできません。
だから、人によってはどんな会社があるかわからないって人もいると思います。
解決方法は、
- 「東京 住宅会社」などで検索
- 月間ハウジング
- 「東京で家を建てる」の雑誌購入
ネット検索なら、東京 住宅会社などで検索していく方法。
それ以外には書店に行って月刊ハウジングや東京で家を建てるなどの地域に特化した住宅雑誌を買いましょう。
カタログに関しては、下記のボタンから一括資料請求がおすすめです。
各社の売りはカタログをゲットするだけで十分理解できます。
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資料請求をしすぎると電話営業がすごいことになるんじゃないの?
★確かにそうですが対策があります。
それはこちらの記事で詳しく解説しています。
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資料請求のときの備考欄に
- 興味があればこちらから連絡します。
- 電話は絶対にしないでください。
- もし電話営業してきた場合は検討から外します。
とはっきり書けばほぼゼロになります。
カタログに関しては、下記のボタンから一括資料請求がおすすめです。
とにかく、「どんな住宅会社があるか?」を知るところから始めるのが重要です。
1社ずつ調べて資料請求しているととても大変なので一括資料請求をするところから始めてみましょう。
間取りと見積もりが届く唯一の画期的なサービスがタウンライフ家づくりです。
カタログを集めつつ、間取りの提案力と見積もり比較も同時進行で進めていきましょう。
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