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ダメダメな現場監督が担当になってしまったらチェンジしよう

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かれこれ現役でハウスメーカーの営業を15年経験しているぽりんきです!

今回は、【ダメダメな現場監督が担当になってしまったらチェンジしよう】です。

現場監督はその工事の最高責任者なので、采配をする役目です。

「現場監督って工程管理が仕事でしょ?」

「職人さんになめられる監督は心配だ」

「怖い人だったらイヤだな」

現場監督に対してはこういうイメージが多いでしょう。

設計担当者が選べないのと同じで、現場監督もお客様が選べません。

現場監督は、

  1. 【現在の物件数】
  2. 【なわばりがあり建築地の場所ですでに決まっている】
  3. 【設計担当者との相性】

で決定されます。

正直、お客様が現場監督と話をする機会は少ないです。

当然ですが、

  • 営業担当者
  • 設計担当者

のほうが、打ち合わせなどで会う回数も多かったため、話しやすく、相談しやすい間柄になっています。

それに対して、どうしても現場監督は連絡しづらい存在です。

今回は、この現場監督についての話です。

万が一、はずれの現場監督に当たってしまった場合は、営業担当者に言いましょう。

そして、【現場監督を変えてもらいましょう】

とは言っても、現場監督のスキルを見極めるのは難しいです。

現場監督にはなわばりがあることも多く、建築地によって監督が決まってしまう場合があります。

【はずれの現場監督を引いてしまった場合どうしたらよいのか?】解説していきます。

もくじ

ダメダメな現場監督とはどんな人のことを言うのか

そもそも、はずれの現場監督とはどのような人のことを言うのでしょうか。

正直、現場監督を見極める間も無く家が完成してしまうことがほとんどです。

お客様側ははずれかどうかの判断も難しいでしょう。

なので、現役ハウスメーカー営業のぽりんきが、【ハウスメーカーの業界人の目線】で解説していきます。

現場に行かない現場監督

現場監督は複数の現場を管理しています。

現場に行くのは毎日ではありません。

  • 行きやすい現場
  • 行きにくい現場
  • そもそも、ほとんど現場に行かない

現場監督にわかれます。

ハウスメーカーは現場監督に対して、【なるべく現場に行かないように指示】をしています。

現場行くタイミングは、

  • 基礎の配筋や構造体・防水の検査タイミング
  • 基礎工事が終わる時期
  • 大工工事が終わる時期
  • 役所の検査前

などの重要なタイミングだけ行くように指示します。

しかし、現場の考えは違います。

実は、現場は図面通りに行かないことがほとんどです。

特に、大工工事は納まり(おさまり)と言って家の作り方の選択肢が複数ある場合があります。

【設計図面は、完璧ではなくて現場で微調整している】と理解をしておきましょう。

つまり、複雑な家であればあるほど難しい納まりの場面がでてきます。

そんな時に、現場監督が現場にいれば職人さんが作り方の指示を仰ぐことができます。

わからない場合も、現場監督が設計担当者に聞いて解決することができます。

ハウスメーカーの現場監督の仕事は現場巡回だけではありません。

工程管理や社内報告、業者へのFAXなどの事務処理がたくさんあります。

ブラック企業が多いハウスメーカーも働きかた改革を求められています。

ハウスメーカーの指示する「あまり現場に行くな!」は、

【事務処理の時間をもっと増やして、できるだけ早く帰るように】ということです。

しかし、現場で作業している職人さんは現場を見ながら指示を仰ぎたい場面もたくさんあります。

だから現場監督が現場に通うことは非常に重要です。

ダメダメ現場監督は職人になめられている

若い現場監督は職人になめられます。

また、薄っぺらい人間もなめられます。

最近では建築業界に女性監督も増えてきました。

女性監督は職人さんから好かれます。

住宅業界には男しかいないのが当たり前でした。なので、女性監督は重宝されます。

案外、【女性監督からのお願いは素直に聞いてしまう職人さんが多い】です。

つまり、女性監督だった場合はラッキーです。

話を戻しますが、本来、ハウスメーカーの現場監督は仕事を渡す側です。

なので、【職人さんになめられることはあってはいけないこと】です。

しかし、職人さんからすれば明確な指示がなかったり、若造だったりすると監督だろうが平気でなめてかかります。

職人さんと対等に渡り合うためには、どうしても現場監督経験が必要です。

若い担当者でも気に入られる現場監督もいますので、【若い=ダメ】というわけではないことにも注意しましょう。

ダメダメ現場監督は勝手に決めてしまう

現場では設計図面どおりにいかないことがほとんどです。

つまり、どう作るのが正解なのかの判断が難しい場面もあります。

この難しい施工はお客様にとって重要な【こだわりポイントである場合がほとんど】です。

この重要な場面を勝手に現場判断してしまう監督がいます。

設計担当者に確認し、

「どのような作るのが理想的なのか?」

「お客様の希望はどのような見え方なのか?」

をしっかりと確認できる監督が優秀な監督です。

本末転倒ですが、設計担当者と仲が悪い場合があります。

これはお客様にとっては最悪です。

先ほどから言っている通り、図面通りに現場はできません。

何かしら、難しいポイントがでてきます。

必ず、現場と図面とお客様の希望の相違をなくす必要性がでてきます。

しかし、設計担当者と現場監督同士が仲が悪いと話し合いすらありません。

これでは良い家にはなりません。

設計担当者よりも現場監督が年上

ハウスメーカーも一企業なので、設計担当者と現場監督では上下関係や相性もあります。

設計担当者よりも現場監督が年上の場合は、高圧的な態度をとりがちです。

設計図面が難しい納まりだと高圧的になってしまいます。

年齢はどうしようもありませんが、現場監督が年配の場合ははずれになりやすいポイントになります。

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ダメダメ現場監督は打ち合わせが適当

現場が始まると何度か打ち合わせがあります。

  • 着工前の配置確認、工程打ち合わせ
  • 上棟
  • 電気配線打ち合わせ
  • 外構打ち合わせ
  • 完成現場立会
  • 引き渡し

などです。

お客様を現場に呼んで打ち合わせをします。

この打ち合わせが、

いいかげんな現場監督は要注意です。

現場監督はどうしても、数多くの下請けや職人さんを応対します。

つまり、現場監督のほうが上の立場です。

日常業務が業者を相手にしているので、お客様対応はそこまで優れていません。

だから適当な現場監督がいるのです。

家づくりに対して真剣に考えている人とそうでない人にわかれますのでしっかりと見極めましょう。

理想的な望まれる現場監督

それでは、望まれる現場監督とはいったいどのような人でしょうか。

定期的に工程の連絡がある現場監督

報連相と言いますが、非常に重要ですね。

最低でも、

【一週間に一度は連絡してくれること】

が定期的に工程連絡がある現場監督と言えます。

ハウスメーカーの工期は一般的に3ヶ月程度です。

一週間で現場はかなり進みます。

毎日連絡がくるのはうっとおしいですが、【週に一度、工程報告の連絡をくれるかどうか】は必ず見極めましょう。

これについては、防止策があります。

地鎮祭の日の工程説明のときに、

工程の進み具合の連絡はどのくらいの頻度でいただけますか?」

と聞いてみましょう。

順調に進めばいいです。

目的は工程の進捗よりも、現場監督にはしっかり自分の家を見てもらうためにも報告させるように仕向けるべきですね。

設計と仲が良い現場監督

当然ですが、設計と仲が良いと建物の仕上がりもよくなります。

【連携が取れているかどうか?】がすごく重要になります。

地鎮祭や着工前には、

  • 設計担当者
  • 現場監督

両者とお客様が会うことができます。

このタイミングで仲良し具合を確認しておくと良いですね。

設計担当者に好かれる現場監督は、

【図面と現場の相違点をフォローすることができる優秀な人材】です。

連携という点でいけば、設計担当者と現場監督が仲が良いのはかなり理想的です。

こういう現場監督ははずれになりがち

はずれの傾向がある現場監督もパターン化されています。

こういう現場監督は要注意という人を挙げていきます。

態度が良くないダメダメ現場監督

人として、態度が良くない現場監督ははずれになりがちです。

態度と言ってもいろいろとあるので、ひとつずつ確認していきましょう。

なよなよしている

なよなよしている、【態度が弱っちい現場監督のこと】ですね。

20代の現場監督はなよなよしていると見られがちです。

こういう態度をとっていると間違いなく下請けや業者になめられます。

なめられると職人さんが楽になるように施工されてしまいます。

ハウスメーカー側で作ってある施工マニュアルを無視したり、

長い目で見ると本来の施工方法のほうが長持ちする作りもあります。

だから、現場では【リーダーシップを発揮できる態度の現場監督】が望ましいです。

いいかげんでお客様目線ではない

いいかげんな態度は見たらわかります。

地鎮祭の時には、現場に建物の形の白いヒモが張ってあります。

このヒモは建物の配置を確認するためのもので、工程の打ち合わせも現場で行います。

現場監督は毎月何棟の家を建てているので、どうしても慣れがでてきてしまいます。

この打ち合わせや地鎮祭でいいかげんな態度をしていたら、要注意人物です。

しっかりとわかるまで説明してくれる丁寧な現場監督に変えてもらいましょう。

ダメダメ現場監督は職人目線ではない

現場での無理難題を「いいからやれ!」と言っている監督は慕われません。

間に合わない工期や現場でのトラブルが起きた時に、

立場を悪用して【職人さんに寄り添えない監督はダメ】です。

職人さんと仲良しこよしではダメですが、いつも上から目線で高圧的な態度をとっていないかどうかをお客様側でも確認しましょう。

「平日は仕事で現場にいけないよ」という人も、土曜日は現場にいきましょう。

土曜日であれば現場は動いていますので、【自分の目で確認】しにいきましょう。

現場監督がいない場合は、「現場監督の○○さんはしっかりしていますか?」と職人さんに聞いてみるのもひとつの手ですね。

ダメダメ現場監督にならないようにお客様側がやること

ここまでお話ししてきましたが、はずれの監督は引きたくないですよね。

お客様側で注意しておくことを2つ書いておきます。

営業担当者にお願いしておく

まずは、はずれの現場監督を引かないように、

「現場監督はオススメの方でお願いします!」と伝えておきましょう。

ポイントは営業担当者にも選んだ責任を押し付けることです。

営業担当者側からすれば、あとで

「オススメの現場監督にしてって言ったじゃない」

とクレームになることが恐いです。

着工前からしっかりとお願いしておけば、よっぽど変な現場監督になるリスクは減らせます。

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現場を見にいく

ここまで監督について、話をしてきました。

とにかく、

【現場を見に行くのが一番重要です】

それも、毎週のように通うのがオススメです。

お施主さん(お客様)が顔を出せば、現場にいる職人さんも頑張ってくれます。

現場監督にもそれが伝わり良いプレッシャーを与えられます。

つまり、良いことづくしです。

ハウスメーカー任せにせずに、

【打ち合わせした内容が現場に反映されているかどうか】

自分の目でチェックしましょう。

とにかく、現場を見にいくことは非常に重要です。

現役ハウスメーカー営業マンぽりんきの視点

今までにもたくさんの現場監督に会ってきました。

現場監督はお客様に会う頻度が少ない分、かなりの差がつきます。

実際に、

  • いいかげんな現場監督
  • 営業をやってもいけそうなくらい優秀な現場監督

と二極化します。

最終的にはくじ運になってしまうのですが、お客様側からのほどよいプレッシャーがあれば現場監督の意識も変わります。

重要なことは、

【図面通りに現場はできないこと】

【現場監督の指示が完成度に影響すること】

をお客様側もしっかりと理解することです。

打ち合わせが終わり、現場が始まればほっと一息つきたいところです。

しかし、現場任せにしてはいけません。

工事期間中も現場をしっかりと見届けていきましょう。

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ぽりんき
間取りデザイナー
帰宅は毎日夜中2時/休みは月1のブラックハウスメーカー出身/16年がむしゃらに家づくりの知識習得⇨ヒアリング主体の家づくりで失敗しない方法だけ説明する/担当時代全国2位/営業所全国1位表彰受賞/家づくりで後悔する人を減らしたい&営業マンにだまされないで欲しい⇨担当者に依存しない家づくり情報Twitterで発信中♪
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