かれこれ、ハウスメーカーで15年間も営業しているぽりんきです!
今回は、【モデルハウスの写真は撮っていいの?撮影しておいた方が良い3つの理由】です。
「オシャレな写真は残しておきたいな」
「モデルハウスの写真って勝手に撮影していいのかな」
「こんなオシャレ空間高そうだな」
と思っても写真を撮っていいか?迷ってしまいますね。
結論モデルハウスの写真撮影はOKです。
むしろ撮っておかないともったいないです!
理由を説明していきますね。
モデルハウスの写真は撮っていいの?撮影した方が良い3つの理由
写真を撮影しておけば、自分たちの家づくりに活かせます。
写真があればイメージが伝わる
注文住宅の家づくりには「あんな感じ」と伝えても意図が伝わりづらく、オシャレ空間や素材感は言葉では伝えられません。
写真さえあれば言葉で説明しなくてもイメージを相手に伝えることができます。
Instagramやネットの画像検索などでもオシャレな写真はたくさん手に入ります。
しかし、SNSやネット上の画像は魚眼レンズが使われていたり、画像自体に修正がくわえられている可能性もあります。
自分の目で見て「いいな」と思ったものを撮影しておくことは大事なことです。
注文住宅での完成時の一番多いトラブルが、「こんなはずじゃなかった!」のイメージ違い
打ち合わせでは小さいサンプルを見て決めます。
タイルを選んだ場合、少量を部分的に貼るのであれば良いのです。
しかし、面積が大きい場合はサンプルより明るく見えます。
施工現場と違いが出てしまい、気がつかないことでイメージ違いが起きます。
モデルハウスの写真を撮っておけば、品番を確認することも可能です。
イメージ違いを防ぐ確率が上がります。
モデルハウスの写真を撮っておけば提案の幅が広がる
お客様ごとにこだわるポイントが違います。
ハウスメーカー側にこだわりたいポイントを知ってもらうことが重要です。
「どんなところにこだわりがあるのか?」
営業、設計、コーディネーターに伝えることで受けられる提案の幅が広がります。
お客様は、
「玄関をオシャレにしたい」
「エコカラットを貼ってほしい」
漠然としたイメージを伝えてこられます。
オシャレにするだけだと、どんなものを提案していいのか?迷います。
写真を見せながら、
「こんな感じにしてほしい」
「こういうエコカラットの貼り方が好きなので、お願いします。」
と伝えてもらえるとどんな提案をすれば良いのかが明確になります。
モデルハウスの写真を撮ればモデルハウスを忘れない
見学すればするほど過去のモデルハウスを忘れます。
どんな間取りだったのかも忘れます。
「確かあのモデルハウスの中ってオシャレだったよな。
「・・・でもどんな家だったかな?」
ってなります。
建てる会社のモデルハウスならいいですが、建てない会社のモデルハウスにもう一度見に行くのは難しいですよね。
基本的にはモデルハウスは一度見学したら二度といきません。
モデルハウスは何度も行けませんから、写真は撮っておきましょう。
モデルハウスの撮影の許可はいるのか?
「そもそもモデルハウスって写真撮っていいの?」と思うでしょう。
撮影は何の問題もありません。
どこのハウスメーカーでも快くOKしてくれます。
タイミングはアンケートを記入するとき
モデルハウスを見学前にアンケートの記入を求められます。
相方さんが記入している間に写真を撮っていいかどうか?の許可をもらえば大丈夫です。
モデルハウス撮影を断られたとき
モデルハウスの撮影はNGの会社は聞いたことがありません。
ホームページやInstagramにモデルハウス写真はたくさん載っています。
断られる場合は、営業マンの自己判断です。
しかし、断られたら大人しく引き下がりましょう。
そのかわり、
展示場リーフレット(間取りが載っているもの)はゲットしておきましょう。
リーフレットに気に入った写真が載っている可能性があるからです。
モデルハウス見学では素材や商品名を聞く
気に入った素材があれば、メーカー名や商品名は聞きましょう。
モデルハウスには仕様書があるので教えてもらえます。
メーカー名や商品名を確認しておけば、自宅で商品を検索できます。
品番や商品名を建築予定のハウスメーカーに伝えればOKです。
他社のモデルハウス写真を見せていいのか
自宅の打合せで使うだけなので問題ありません。
モデルハウスの写真を撮られてもハウスメーカー側に【デメリットはない】から大丈夫です。
現役ハウスメーカー営業マンぽりんきの視点
モデルハウスで営業をしていると、
「すでに建築会社が決まっているのですが、見学してもいいですか?」とおっしゃるお客様に出会います。
「はい。どうぞ。」
とご自由に見学してもらっています。
他社で建築することが決まっているのに、言いづらくて隠しているお客様がいます。
一生懸命モデルハウス案内をさせて頂いたあとに、「実は他社で建築が決まっていて」と言われてしまうとめちゃくちゃショックが大きいです。
なので、すでに他のハウスメーカーで決まっている場合は、言いづらいからと言って、黙っているよりも、モデルハウスに入ったら【他社で決まっていること】を伝えておきましょう。