ハウスメーカー選びにおいてローコストと大手ハウスメーカーでは35坪程度(4LDK程度)の大きさを比較しても金額差が500万円以上も変わってきます。
二世帯住宅など面積が大きくなればなるほどその金額差は大きくなるでしょう。
では、
【何がそんなに違うのか?】
今回は、大手ハウスメーカーで高いお金を払って建てたときのメリットについて解説していきます。
大手ハウスメーカーのメリット
ネームブランドが違う
「おれ○○ハウスで建てたぞ」と言えれば友人や会社の同僚に自慢できます。
こんなことメリットになりますか?
でも、金持ちのイメージを植え付けられたり、将来売却するときにも事実を伝えられるため、ブランドがある=価値があるとなり、お客さんが買ってくれやすくなるかもしれません。
建物性能が違う
住宅の性能は基本的には、設計図と仕様書で判断されます。
例えば、断熱性能は断熱材の厚さや密度。
耐震性は壁の量やバランスなどで決定してしまいます。
つまり、どんな素材を使っているのかはあまり関係がありません。
大手ハウスメーカーはひとつひとつのパーツへのお金の掛け方が違います。
これにより、実際には壊れにくかったり、細かな性能差が出てきます。
アフターサービス体制が違う
ローコストメーカーは社員を募集しながら剥離多売をする傾向にあるので、アフターサービスは少ない社員で多くのお宅を回っていくので対応が遅れがちです。
拠点によってはアフターサービス担当社員が疲弊し人材不足するところもあるでしょう。
その点大手ハウスメーカーはブランドがある分しっかりと応対していかないといけませんから、対応スタッフは多めに確保しています。
保証の期間が違う
一般的に住宅の主要構造部材は10年が多いですが、大手は初期で20年保証。
延長で60年まで保証期間が延ばしていけるようになっています。
財務状況が安心
売り上げが爆発的に伸びた会社でも扱う金額が1棟あたり何千万円になりますので、建築会社側に蓄えが無いと簡単に経営が悪化します。
その点大手ハウスメーカーは創業10数年などの会社に比べて経営は安心と言えます。
専門スタッフがいる
ローコストメーカーは営業と一緒に家づくりをすることで経費を抑えているのに対して、大手ハウスメーカーは専属の設計士やコーディネーターなど各部門のプロフェッショナルが配置されていることが多いです。
専門職の経験値は住んでからの満足度に直結します。
泣き寝入りする可能性が低い
一番大きいポイントです。
家づくりは形の無いものを言葉のやり取りを主に決定していく為、言った言わない。
イメージ違いが良く起きます。
問題が発生した場合に顧客側が満足出来るな解決策やサービスなどが重要になってきます。
大手ハウスメーカーは経験値と全国のトラブル事例のノウハウなどがしっかりあるため、いざ自分が同じような状況に陥った際に、顧客側が泣き寝入りしなければならない可能性は低くなります。
どうにも解決できないものだとしても金銭的なサービスなどで対応してもらえるのも大手ハウスメーカーで建てるリスクヘッジと言えます。
まとめ
大金を払うのですから、サービスも安心感も一番いいものを受けたい!という方にとっては大手ハウスメーカーに頼むことの精神的な余裕が出るでしょう。
専門スタッフがついてくれるのも大きいですね。
人が関わらないと完成しないのが注文住宅ですから、実際にモデルハウスへ足を運んでスタッフのサービスを受けてみましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は大手ハウスメーカーで建築する側のメリットを中心にお話ししました。