冬は寒くて大嫌い。
三井ホームの全館空調をもっと詳しく知りたいな・・・
今回はこんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 三井ホームの全館空調の3つのメリット徹底解説
- 三井ホームの全館空調の2つのデメリットを徹底解説
- 三井ホームの全館空調はオススメなのか?
この記事を書く私は、業界歴16年の現役ハウスメーカー営業ぽりんきです。
記事の執筆者
三井ホームといえば全館空調ですね!
毎月の支払いに余裕がある人は全館空調を導入することをオススメします。
今回は、三井ホームの全館空調のメリット、デメリットを解説していきます。
三井ホーム全館空調の導入実績と3つの商品とは!?
三井ホームは1974年から全館空調システムを導入したので、長い歴史があり、2019年9月現在の45年間で3万台の実績があります。
三井ホームの全館空調の商品はなんと3つもあります。
全館空調の商品名 | 初期費用 | 設置階 | メーカー名 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
スマートブリーズエース | 約200万円 | 2階か小屋裏 | デンソー | 小型でパワフル |
スマートブリーズプラス | 約200万円 | 2階 | 東芝 | スタンダード |
スマートブリーズワン | 約130万円 | 2階 | 三井ホームオリジナル | 延べ床40坪まで |
延べ床面積が40坪未満なら、「スマートブリーズワン」が一番コストパフォーマンスが良いです。
でも、機能が少なくなり、暖房・冷房・除湿・換気・空気清浄の5つです。
後ほど説明しますが、三井ホームの全館空調は全部で7つの機能が付いています。
商品の違いは確認したほうが良いので、三井ホームの営業と話をして、自分たちに合う商品を提案してもらいましょう。
三井ホーム全館空調のメリット3選
三井ホームの全館空調のメリットを教えてほしいな。
全館空調メリットその1:7つの機能が標準装備
空調システムに7つの機能が付いています。
- 暖房
- 冷房
- 加湿
- 除湿
- 換気
- 空気清浄
- 脱臭
【加湿】・【空気清浄】・【脱臭】の機能が他社にはない魅力の装備です。
特に、脱臭機能はすごいです。
24時間換気システムはあるので、いつかニオイは消えます。
24時間換気システムに加えて、空調脱臭機能があればフィルターがニオイを除去してくれるので焼肉をやっても安心です。
全館空調メリットその2:業界初の加湿機能付き
全館空調って乾燥しないかしら・・・
加湿機能が付いているのは三井ホームだけです。
全館空調は大型のエアコンだと考えればイメージがつきやすいですが、24時間運転しっぱなしなので空気が乾燥します。
特に冬は乾燥します。
加湿機能があれば、わざわざ別の加湿器を動かさなくても、コントロールして湿度をキープしてくれます。
全館空調メリットその3:90%カットフィルター
アレルギーやインフルエンザ、PM2.5の元となる微粒子をカットできるフィルターが魅力です。
全館空調は空気を循環させるため新鮮な空気を取り入れなければなりません。
微粒子を90%カットするフィルターがあれば、赤ちゃんがいる家庭でも安心して生活が送れます。
三井ホーム全館空調のデメリット2選
三井ホームの全館空調はデメリットはないのかな・・・
全館空調デメリットその1:電気代が高い1〜1.5万円
上のグラフでは、全館空調を導入した方が、個別エアコンよりも電気代が安くなっています。
おおよそ、半額ですね。
あくまで目安ですが、延べ床面積40坪程度の家では電気代が1〜1.5万円程度かかります。
それにしても、空調だけで毎月1万円は恐ろしいですね・・・。
住宅ローンに加えて、全館空調にかかる電気代が上乗せされる注意が必要です。
最も負荷がかかる、真冬と真夏の料金が高いため覚悟しましょう。快適性を取るか電気代を取るか悩ましいです。
全館空調デメリットその2:フィルター交換費用が高い
上の画像は24時間換気のフィルターの説明です。
最高の空気環境を実現するために、たくさんのフィルターがあります。
ということで、次のデメリットはメンテナンス費用です。
フィルター | 交換費用 | 交換年数 |
---|---|---|
空気清浄フィルター | 1,500円 | 1年 |
光再生脱臭フィルター | 5,000円 | 6年 |
外気洗浄フィルター・プレフィルター | 数千円(非公表) | 3〜5年 |
空気清浄フィルターは1,500円ですが、1年に1度の交換なので面倒ですね。
室内の空気を全て受け止めるフィルターなので、交換年数は守らないと効率が落ちたり、故障の原因になります。
全館空調って1年中運転しぱなし!?運転させる時期と季節
三井ホームの全館空調は1年中運転しっぱなしです。
じゃあ、電気代がすごいことになりそう・・・
自動セーブ運転がついているので、春や秋などは空調機がストップします。
アキュラホームやトヨタホームは春と秋に運転を停止させないといけません。なので、春と秋の季節の変わり目でスイッチを入れるタイミングが重要。
理由は、一度スイッチを入れてしまうと電気代がものすごくかかるからです。スイッチを入れた後に電源を切ると再稼働させるときにまた高額の電気代がかかってしまいます。
その点、三井ホームは全館空調のスイッチを1年中入れっぱなしでOKなので、スイッチを入れるタイミングを気にする必要もありません。
三井ホーム全館空調のメンテナンスとお掃除
1ヶ月に1度だと、フィルターのお掃除忘れそう・・・
ご安心ください。
月に1度、お掃除のタイミングはリモコンがお知らせしてくれます。
こまめに、カレンダーに掃除の日を書かなくても、お掃除アラームが点灯するので忘れっぽい人でも大丈夫です。
三井ホーム全館空調の保証期間
10年保証のハウスメーカーがほとんどの中、5年間は短い。
月に1度のフィルター掃掃を忘れずに故障のリスクを最低限に抑えていきましょう。保証は5年間ですが、三井ホームの耐用年数の考えは10年間です。
10年間耐用年数であれば、保証も10年にして欲しい・・・。
三井ホーム全館空調のまとめ
ここまで三井ホームの全館空調の特徴をお伝えしました。
三井ホームは全館空調をいち早く導入したハウスメーカーとして有名です。
三井ホーム社員による、強みランキングで1位なのが三井ホームの全館空調「スマートブリーズ」です。
また、顧客層も医者が多く、健康面を気にする人にとっては、全館空調は人気の理由です。
- 初期費用が高額なこと
- 電気代が高額なこと
- お掃除の頻度が高いこと
3つのハードルをクリアできれば積極的に採用しましょう。
家中どこに行っても快適空間が広がっているので、特に冬場のトイレや脱衣所、朝の寝室の寝起きのイヤな気持ちは無くなります。さらには、家族の健康にもつながるので資金に余裕があれば全館空調はオススメです。
全館空調はたくさんの住宅会社で取り扱いがあるので比較検討を進めていきましょう!