住宅業界16年目間取りデザイナーのぽりんきです!
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![ぽりんきの自己紹介](https://porinki.com/wp-content/uploads/2021/12/2e63806ff047e89ac4cc8be0dcd65f13.jpg)
今回は、【住友林業の60年保証の内容と延長するための注意点】について解説していきます。
これを読んでいるかたは、
「初期保証は何年なの?」
「保証してくれるのは家のどんなところなの?」
「他のハウスメーカーと違って保証期間はどうなの?」
と思っていることでしょう。
60年保証はハウスメーカーの中でも最長の保証期間です。
木造の大手ハウスメーカーといえば【住友林業】ですから、他社にも負けない保証期間はさすがですね。
それでは、住友林業の保証の中身について確認してみましょう。
住友林業60年保証の内容
![sumitomo-ringyou-warranty6](https://porinki.com/wp-content/uploads/2020/10/516555b92cf314823de1ef1cf7491c59.jpg)
大手ハウスメーカーが60年保証を掲げる中、【住友林業】も最長60年保証をアピール。
一生に一度の夢のマイホームですから、しっかりと長い期間保証してもらえるほうが安心ですよね。
住友林業アフターサービスの具体的な内容を確認しましょう。
住友林業の初期保証30年【構造、防水】
建物の構造と防水の部分の初期保証が30年間になっています。
法律で義務付けられる保証期間は10年間です。
つまり、3倍の期間の30年はかなり長いです。
・建物が傾いた時
・雨漏りしたとき
・柱が割れてしまったとき
重大な欠陥にいたる場合の保証です。
台風や竜巻など自然災害は保証対象外です。
地震により建物が傾いた場合も、保証対象外です。
では、本当に使うときはあるのでしょうか。
結論、まずありえません。構造や防水の保証を使うことは、初期の施工精度が悪いということです。
とにかく、構造と防水の保証を受けることは、家にとってはよくありません。
住友林業60年保証はしてくれるのは構造と防水
![sumitomo-ringyou-warranty7](https://porinki.com/wp-content/uploads/2020/10/0fb42323e7900c64894a44be02380729.jpg)
構造躯体(骨組み)と防水(雨もり)が60年保証されます。
構造躯体とは、【基礎、柱や梁、土台】などの重要な骨組みです。
つまり、【建物の構造上で重要な部分】
地震が起きない限り構造は壊れない部分で、施工ミスが無い限りは雨もりもおきません。
保証を30年から60年に延長するには?
延長していくには、有償メンテナンスが必要です。
この有償メンテナンスにかなりのお金がかかります。
- シロアリの薬(防蟻処理) 約20〜30万円程度(4LDK程度の2階建の場合)
- 防水トップコート(ベランダ防水) 約10万円程度(4〜8畳程度の場合)
10年の節目に定期点検で知らされます。
基本的には、10年ごとのシロアリ薬とベランダ防水は必須です。
さらに、30年目の節目には外壁のメンテナンスが待っています。
住友林業なら外壁や屋根が長持ち
住友林業は使用している外壁や屋根材が高耐久のものを使用しています。
なので、一般的住宅で10年に一度足場をかけるメンテが30年に1度でよくなります。
住友林業に注文するメリットは「長期でメンテがいらない」ことです。
住友林業はライフサイクルコストが安い
![sumitomo-ringyou-warranty3](https://porinki.com/wp-content/uploads/2020/10/9e704d6b4aa1ae75e6cf37aa945f014d.jpg)
ライフサイクルコスト=一生涯にかかるコスト
住友林業のモデルハウスにいけば【ライフサイクルコストが安いこと】をアピールされます。
ライフサイクルコストのアピールトークは、
「当社の外壁材は一級品を使っているので外壁の塗り替えは30年に一度でOKです」
「当社は断熱性能が高いので住んでからの光熱費が安くすみます」
のような話です。
初期費用は高いかもしれないが、トータルコストは安くなる。
![sumitomo-ringyou-warranty4](https://porinki.com/wp-content/uploads/2020/10/65be46f241c6966971a166775673ce00.jpg)
つまり・・・。【初期の建築費用は氷山の一角だ】なんですね。
住友林業のアフターサービス
アフターサービスはどうでしょう?
![sumitomo-ringyou-warranty1](https://porinki.com/wp-content/uploads/2020/10/529e83e6650ac32b565a8035fab3b7ef.jpg)
約95.4%の人が住友林業のアフターサービスに満足しています。
【住宅業界はクレーム産業】と言われる中、顧客満足獲得しているのはスゴイですね。
![sumitomo-ringyou-warranty5](https://porinki.com/wp-content/uploads/2020/10/588f32a73795881f0a386efb0eb0828a.jpg)
「建ててからが本当のお付き合い」と言われますが、住友林業は体現しています。
顧客満足度は家で何かあっても従業員がしっかりと人数確保されているため、入居者の安心感が高いのでしょう。
今時どこにでもありますが、年中無休のコールセンターがあるのも、ハウスメーカーとしての大きなステータスとなりますね。
![sumitomo-ringyou-warranty2](https://porinki.com/wp-content/uploads/2020/10/2a83fbc2ed1c52ec7f22a3f4520c1544.jpg)
住友林業アフターサービスの口コミ
![](https://porinki.com/wp-content/uploads/2021/06/2554561.jpg)
24時間365日電話がつながるコールセンターが安心です。先日停電した時に電話したら親切に対処法を教えてくれました。エコキュートの復旧方法を教えてもらえて良かったです。
![](https://porinki.com/wp-content/uploads/2021/06/2502014.jpg)
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1年点検を終えてから床の補修箇所について1ヶ月経っても連絡がなかったので電話しました。担当さんが忘れていたのか、すぐに対応してもらえました。こちらから電話しなかったらと思うと・・・。
今後が心配です。
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2年点検の時に壁紙を直してもらいました。張り替えしてもらいたかったのですが、コーキングの補修で終わってしまいました。
今は綺麗ですが今後どうなるか気になっています。
住友林業の60年保証のまとめ
住友林業のイメージは木造大手というブランドに加えて、設計力やライフサイクルコスト提案が上手なハウスメーカー。
最後には大幅値引きが待っているので、他社を振り切って契約まで持ち込む営業マンが多い印象です。
長期まで家が保証されることをアピールしてブランドと掛け算をすることで良いイメージを定着しているようにも思います。
アフターサービスの顧客満足度が高いところをみるとマニュアルがしっかりしているからこそ安定したアフターサービスが行えているのでしょう。
特に、初期保証30年は長い。長期の安心を得るために住友林業はオススメです。
ハウスメーカーを検討するならカタログを集めるところから始めていきましょう!
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