住宅業界16年目!間取りデザイナーのぽりんきです!
今回は、積水ハウスの全館空調【エアシーズン】について解説していきます。
大人気の全館空調シリーズも今回で6つめの記事になりました。
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それでは、積水ハウスの全館空調についてみていきましょう。
積水ハウスで家を建てるなら全館空調は必要?
積水ハウスの鉄骨住宅で家を建てる場合は、必須になります。
理由は【冬寒いから】ですね。
鉄骨住宅は熱伝導率が高いため、熱を持ちやすく逃しにくいです。
冬は寒く、夏は暑いです。
反対に、積水ハウスシャーウッド(木造)で建てるならいりません。
木造住宅であればエアコンで十分だからです。
正直、積水ハウスが全館空調を積極的に販売していません。
空調よりも空気がクリーンになる仕組みを推しています。
積水ハウスの全館空調【エアシーズン】の仕組み
- 冷暖房
- 加湿
- 除湿
- 換気
4つの機能がついていますね。
これは他のハウスメーカーの全館空調とほとんど変わりません。
全館空調は温度が均一
全館空調を取り入れるメリットは【部屋の温度が均一】
住宅の断熱性能は上がってきていますが、冬なら暖房をつけたリビングは暖かいが廊下や洗面は寒いままです。
そのためヒートショックになりやすくなってしまうリスクが。
冬の朝は、寝室が寒いため、暖かいリビングで着替えをしませんか?
全館空調を取り入れれば家中の温度が均一になるので、どこでも着替えができるようになります。
快適に過ごすためには、どの部屋にいっても室温がほとんど変わらないのはかなりオススメ。
積水ハウス全館空調は加湿機能が貧弱
積水ハウスの「全館空調の加湿機能が貧弱」レビューがたくさんあります。
一台の空調機器による加湿機能なので限界が。
大型エアコンで家の温度管理をしていることになるので、空気はかなり乾燥しやすくなるのもデメリット。
部屋ごとに加湿器を用意して湿度を回復することをオススメします。
初期費用が約200万円
一般的な4LDKの住宅に設置する全館空調の目安の金額が200万円程度です。
こちらも平均的な金額になります。
オプションになるのでこの大金をどこに投資するのかは真剣に考えましょう。
個人的には、積水ハウスの住宅がそもそも高額なので、総額を気にしながら検討されるのが良いと思います。
坪単価が高い住宅は建物の面積も小さくなりがちです。
家電量販店でも大型エアコンが価格を抑えて買えるのでわざわざ全館空調を入れる必要もないと思えます。
積水ハウスの全館空調は保証期間が5年間
致命的なデメリットが保証期間です。
他のハウスメーカーは10年保証に対して、これは短すぎます。
高額の空調機器を入れるのに、保証が短いということは致命的です。
積水ハウスの全館空調は室内に機械室
室内に設置になるので0.5畳分くらいのスペースが必要です。
基礎下や屋根裏に設置はしないので、場所が取られるのはデメリットです。
とりあえずやっている感が否めない
積水ハウスの全館空調のホームページが全く充実していませんでした。
全国を代表する大手ハウスメーカーとして全館空調もやっていますよ。程度です。
他のハウスメーカーと比べると力の入れ具合がまったくないので、企業としてオススメしているようにはとても思えません。
結論、この全館空調はいらないです。
積水ハウスの鉄骨を建築する予定であれば冬の室温は気にしたほうがいいです。
しかし、高性能な断熱性能を利用して個別エアコンによる室温調整でも十分にまかなえます。
積水ハウス以外のハウスメーカー全館空調
積水ハウス以外でも全館空調ってあるのかしら?
もちろんあります。
木造ハウスメーカーの全館空調
ひとつめは住友林業です。
次に全館空調といえば三井ホーム。
アキュラホームの全館空調も人気。
鉄骨ハウスメーカーの全館空調
鉄骨は冬寒くなるので、全館空調は必須です。
まずはトヨタホームの全館空調から。
次はセキスイハイム。
最後にパナソニックホームズ。
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