かれこれ15年間も現役ハウスメーカーの営業を続けているぽりんきです。
この記事をご覧になっているあなたは、
「一生に一度の家づくり、慎重に進めたい」
「ハウスメーカー選びで失敗したくない」
「小学校入学まではまだ時間があるけどどのくらい時間がかかるんだろう」
とお考えでしょう。
ハウスメーカー選びにかかる期間もよくわからないまま家づくりを進めていきます。
とにかく、【ハウスメーカーを1社に絞りこまないことには家づくりが前に進んでいきません】
今回は、ハウスメーカーを決定するまでの必要な期間について紹介していきます。
実際にかかる期間について
まずは、ハウスメーカーで家づくりを進める場合、実際にどのくらいの期間がかかるものでしょうか。
早いと3日などありますが、普通に商談を重ねた場合の最短ですと、
【2週間でハウスメーカー決定までいけます!】
思ったより早くないでしょうか。
「えっ2週間??早すぎない?」と思う人がほとんどでしょう。
2週間で決定できる人はほとんどいないと思いますが、事実として【短期間で決めている人はたくさん】います。
あくまで一般論をお伝えすると、
- ハウスメーカーを2〜3社程度にしぼり
- 商談を1ヶ月程度行い
- 契約している人が大半です
商談を進めていく必要はありますが、実は、ハウスメーカーを決めるのに思ったよりも時間はかかりません。
何社回れば良いのかの目安を書いたので、目安の数に沿っていきながら絞り込みをしていきましょう。
ハウスメーカーを決めるまでにやること
ハウスメーカーを決めるまでにやることは、2つしかありません。
それは、【プラン(間取り)】と【見積もり】をもらうことです。
「え、それだけじゃないでしょ?」
「もっと色々確認しないといけないんじゃないの?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、最終的な決定段階では、【プラン(間取り)】と【見積もり】をもらって決定するだけです。
当然それまでには、
「耐震性が良い会社はどこだろう?」
「断熱性能はいいのかな?」
「営業担当は信頼できるのか?」
など比較すべきことはたくさんありますが、最終的な決定時点では、
【希望する間取りができるのかどうか?】
【予算内で家づくりが進められそうなのかどうか?】
ということを検討して終わりです。
ハウスメーカー絞り込みまでの3ステップ♪
ハウスメーカー絞り込みまで、つまり、契約するまでの大きな全体像の3ステップを理解しておきましょう。
検討段階(良さげな会社を5社程度にしぼる)
とにかく、この段階では【2〜10社】の情報を集めていきましょう。
多くても10社くらいにしましょう。
ハウスメーカーでほとんど差がないことに気がつき、疲れるだけです。
ネットやモデルハウス見学を通して、どこのハウスメーカーが良さそうなのかを比較している状況です。
- モデルハウスに行って
- 着座をして
- 話を聞いたり
- 口コミを確認したりして
- 近所で施工できる会社の中でどこが良さそうなのかの情報収集の段階ですね。
「そうは言っても、どこが良さそうなのか?」
「見学するハウスメーカーをどうやって検討したら良いかわからない。」
という方も多いでしょう。をどうやって判断するの?
いきなり、モデルハウスを見学し始めると時間がいくらあっても足りません。
モデルハウス見学は見学するだけなら15分程度あれば多少立ち話をしても終えることができます。
しかし、相手も営業ですから、いろいろな手を使ってきます。
次は、着座(座って話をすること)をしてきます。
さらに、着座して話をする。
ヒアリングから会社説明まで全てを受けることになりますので、1〜2時間程度の時間は取られます。
どこのハウスメーカーに行ったとしても、全体の流れは同じなので、しっかり話を聞こうとすれば、1日に2、3社が限界です。
なので、一番初めはハウスメーカーからカタログを集めます。
一括資料請求もできるのである程度の希望を入力すれば、そこに該当するハウスメーカーから資料を受け取ることができます。
電話連絡を希望しない人は、必ず、
【備考欄に電話NGと記載】しましょう。
そうしないと、カタログを送るだけでは意味がないと思っているハウスメーカーが電話してきます。
繋がるまで電話をかけてきますから、忘れないようにしましょう。
「とりあえずは電話でもいいから直接話をしてみたい」という人は、連絡希望時間帯を記載するようにすれば、ちゃんと電話してきてくれます。
約束を守ってくれるかどうかは重要なひとつの検討ポイントになるので、記載した条件があれば、カタログ請求時にやりましょう。
モデルハウス見学(3〜7社くらいを見学しよう)
いよいよ、ある程度の検討できそうなハウスメーカーをしぼりこんだら、モデルハウスを見にいきましょう。
土日でしたら、予約する必要はありません。
火、水曜でしたら、ハウスメーカーのモデルハウスはほとんどが休みなので予約が必須です。
平日は、営業マンも出払っていたり、全体での会議やミーティングに参加していることもあるので、モデルハウスが閉まっていて見学できないこともあります。
行きたいハウスメーカーがハウジングプラザなどの総合住宅展示場内に出展しているのであれば、万が一、モデルハウスが閉まっていても他の会社のモデルハウスは空いていることも多いです。
それで良ければ予約をしなくても大丈夫です。
モデルハウスの目的は2つあります。
- 検討できそうな会社か判断する(営業マンとの相性や予算内におさまりそうかを確認する)
- アポを取られる(次に会う日にちの約束をする)
重要なのはアポを取られることです。
理由は、商談を進めないと契約まではいけないからです。
お客さんの方から、
「次は何をしたらいいですか?」と聞いてもいいですが、そんなことをしなくても、営業マンから、「来週完成した建物の見学ができるのでどうですか?」などと聞いてきてくれます。
検討できそうであれば、推しまず、「お願いします!」と次のアポを決めましょう。
ここを躊躇して「検討します。」とやっていてはいつまで経っても話が前に進んでいきません。
とにかく、少しでも気になったら、【アポを取られましょう!】
次回が完成現場の見学であれば、その家を見た結果で判断すればいいのです。
次のアポに進めずに比較検討することは絶対にできません。
このように、次のアポを決める会社を数社決めていき、最終的には商談に進める会社を選んでいきます。
商談(2〜3社と打ち合わせを進める)
完成現場などを見て、検討できそうな会社を選別したら、いよいよ、間取りの作成などをお願いしていきます。
土地探しから提案してくれるハウスメーカーも多いので、お言葉に甘えましょう!
土地がある方は、あとは間取りと見積書を見比べて決定していくだけです。
最終的な値引きやサービスにより決断を迫られることもあるでしょうが、頑張って乗り切れば契約する1社を決められるはずです。
ここまで進んでいない人はわからないと思いますが、
この段階までくるのに、各社の順位がある程度ついているはずです!
間取りを作ってもらうと会社ごとに提案力に差がつくことに気がつくでしょう。
それらを踏まえて、どこのハウスメーカーを選ぶのか必然的に優先順位がついていきますので、安心してください!
まとめ
ハウスメーカーの決定までに見学する会社の数などある程度の目安をつけたので参考にしてください。
そして、最終的には間取りと見積もりまでゲットできればハウスメーカーの決定まではいくことができます。
とにかく、【間取り】と【見積もり】を比較することが家づくりするハウスメーカーを決める大きな要因です。